こんにちは、九州旅行完全ガイド(九旅ガイド/KKG)編集部 所長のケンジです。
「九州を3泊4日で旅行するなら、何県くらい回れる?」「福岡だけではもったいないけど、移動ばかりの旅行にもしたくない」と迷っていませんか。
九州は7県あり、福岡・長崎・別府・由布院・阿蘇・熊本・鹿児島など、行きたい場所を挙げるとキリがありません。
そこで先に結論を言うと、九州旅行3泊4日なら2~3県に絞るのがおすすめです。
初めての九州旅行なら、福岡・大分・熊本を巡るルートが組みやすいですよ。福岡のグルメや街歩き、大分の温泉、阿蘇の大自然、熊本の歴史と、九州らしい異なる楽しみを3泊4日に詰め込めます。
この記事では、福岡空港から入り、福岡→別府・由布院→阿蘇→熊本と巡り、阿蘇くまもと空港から帰る王道ルートを中心に解説します。
車なしで旅行したい場合の代替ルートや、空港の選び方、レンタカー、費用、航空券+ホテルの予約方法までまとめたので、九州旅行を計画するときの参考にしてください。
この記事でわかること
- 九州3泊4日で無理なく回れる県数
- 福岡・大分・熊本を巡る王道モデルコース
- 車ありと車なしで変わるおすすめルート
- 空港・費用・予約方法を決めるポイント
九州は災害や道路工事などで交通状況が変わることがあります。旅行前には利用予定のJR・高速バス・道路などの運行状況も見ながら、時間に少し余裕を持たせておくと安心です。
九州旅行3泊4日は2~3県がおすすめ
3泊4日あると「せっかく九州まで行くなら、できるだけ多くの県を回りたい」と思いますよね。
しかし、県数を増やすほど都市間の移動が長くなり、宿泊先を変える回数も増えます。
観光や食事、温泉まで楽しむ旅行なら、2~3県を目安にすると移動と観光のバランスを取りやすいです。
| 回る県数 | 3泊4日の余裕 | 旅行スタイル |
|---|---|---|
| 2県 | かなり余裕あり | 温泉や観光をゆっくり楽しみやすい |
| 3県 | バランス良好 | 周遊旅行と観光時間を両立しやすい |
| 4県 | やや忙しい | 立ち寄る場所を絞る必要がある |
| 5県以上 | かなり忙しい | 観光より移動の割合が増えやすい |
| 九州7県 | 余裕が少ない | 3泊4日の観光旅行には向きにくい |
もちろん、これは公的に決められた基準ではありません。
ただし、九州旅行では「県をまたぐ時間」だけでなく、空港から市街地への移動、駐車場探し、食事、ホテルのチェックインなどにも時間がかかります。
Googleマップなどで表示される移動時間だけを合計して予定を組むと、思った以上に慌ただしくなりがちです。
まだ「九州のどこへ行くか」から迷っている人は、九州旅行まとめ|エリア別特徴・目的別モデルコースから行き先を決めるのもおすすめですよ。
初めてなら福岡・大分・熊本
初めて九州を3泊4日で旅行するなら、私は福岡・大分・熊本の3県を軸に考えます。
福岡では博多・天神の街歩きやグルメ、大分では別府・由布院の温泉、熊本では阿蘇の大自然や熊本城を楽しめます。
都市、食、温泉、自然、歴史と旅行中の景色や体験が変わるため、3県を巡っても似た観光の繰り返しになりにくい組み合わせです。
3泊4日は「できるだけ多くの県へ行く」より、異なる魅力を持つ2~3県を組み合わせる方が旅程を作りやすいですよ。
2泊3日や4泊5日との違い
旅行日数そのものを迷っている人もいるでしょう。
2泊3日ならエリアをもう少し絞る方が動きやすく、3泊4日なら移動しやすい組み合わせを選ぶことで3県周遊も選択肢に入ってきます。
さらに4泊5日あれば、長崎や鹿児島まで含めるなどルートの自由度が上がります。
旅行日数を短くしたい人は九州旅行2泊3日のモデルコース、もう1泊できる人は九州旅行4泊5日のモデルコースも比較してみてください。
九州一周なら日数を増やしたい
3泊4日で九州7県すべてを通る旅程を作ること自体は不可能とは言い切れません。
ただ、それぞれの土地で観光やグルメを楽しむ旅行として考えると、かなり忙しくなります。
ホテルへ着いたと思ったら、翌朝にはすぐ次の県へ移動するような旅行になりかねません。
九州一周そのものを目的にするなら、九州一周7日間のモデルコースのように日数を増やした方が、各地で過ごす時間を確保しやすくなります。
九州旅行3泊4日の王道モデルコース
ここからは、初めての九州旅行でも組みやすい福岡→別府→由布院→阿蘇→熊本の3泊4日モデルコースを紹介します。
このルートのポイントは、最後に福岡へ戻らないこと。
福岡空港から九州へ入り、最後は阿蘇くまもと空港から帰る一方向の周遊にすると、4日目に福岡まで引き返す必要がありません。
| 日程 | 主なエリア | 観光内容 | 宿泊 | 移動負担 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 福岡 | 博多・天神・中洲 | 福岡市内 | 少なめ |
| 2日目 | 別府・由布院 | 温泉・街歩き | 由布院または別府 | やや多め |
| 3日目 | 阿蘇・熊本 | 自然・ドライブ | 熊本市内 | 多め |
| 4日目 | 熊本 | 熊本城・城彩苑 | 熊本空港から帰路 | 少なめ |
1日目は福岡を楽しむ
1日目は福岡空港に到着したら、博多や天神を中心に福岡市内を楽しみましょう。
福岡空港国内線は地下鉄福岡空港駅に直結しているため、空港から市内へ移動しやすいのが特徴です。
そのため、到着初日からレンタカーを借りなくても問題ありません。
まずホテルへ荷物を預け、博多駅周辺や櫛田神社、天神などを巡ると動きやすいですよ。
夜はもつ鍋、水炊き、豚骨ラーメン、屋台など、福岡ならではのグルメを楽しむのもいいですね。
午前便で到着できれば街歩きの時間を長く取れますし、午後到着なら観光地を詰め込まず、グルメ中心の初日にするくらいでも十分です。
1日目のポイント:到着時刻によって観光時間が大きく変わります。初日は移動を増やさず「福岡市内だけ」と決めておくと予定が崩れにくいですよ。
2日目は別府から由布院へ
2日目は福岡を出発して大分県へ向かいます。
今回のように3日目に阿蘇へ行くなら、ここからレンタカーを使うと動きやすくなります。
福岡市内で車を借り、そのまま大分方面へ向かう方法のほか、運転時間を減らしたい人なら鉄道で別府方面まで移動してからレンタカーへ切り替える方法も考えられます。
JR九州の特急を利用する場合、博多~別府・大分方面は最短約2時間が一つの目安です。
別府では地獄めぐりや鉄輪温泉周辺などを楽しみ、その後は由布院へ。
由布院では金鱗湖周辺や湯の坪街道を散策し、温泉宿で1泊するプランが組みやすいでしょう。
ただし、別府と由布院はどちらも見どころが多いエリアです。
両方を同じ日に満喫しようとせず、「別府の観光を中心にする」「由布院の宿でゆっくり過ごす」など、どちらかに比重を置く方が3泊4日旅行には向いています。
福岡で借りて熊本方面で返却できるレンタカーの料金を比較する場合は、基本料金だけでなく乗り捨て料金や補償まで含めた総額を見ておきましょう。
3日目は由布院から阿蘇へ
3日目は由布院から阿蘇へ向かい、温泉地から九州らしい大自然へ景色が大きく変わる一日です。
阿蘇では草千里など代表的なスポットを楽しみ、その後は熊本市方面へ移動します。
阿蘇は観光スポットが広い範囲に点在しているため、3泊4日の限られた時間で複数の場所へ立ち寄るならレンタカーが便利です。
レンタカーなら「思ったより景色が良かったから少し長く滞在する」「予定していた場所を1か所減らす」といった調整もしやすくなります。
一方、阿蘇は車がなければ行けないわけではありません。JRやバスなどを組み合わせる方法もあります。
ただし、公共交通で複数の自然スポットを巡る場合は時刻表に旅程を合わせる必要があるため、車ありよりも立ち寄り先を絞って考えましょう。
4日目は熊本から帰る
4日目は熊本市内を観光してから阿蘇くまもと空港へ向かいます。
午前中は熊本城や桜の馬場 城彩苑などを巡り、午後便に合わせて空港へ向かう流れなら最終日まで観光を楽しみやすいでしょう。
熊本駅前から阿蘇くまもと空港までは、空港リムジンバスでおおむね1時間前後が目安です。
レンタカーを空港で返却する場合は、給油や返却手続きもあります。最後の観光をギリギリまで入れず、余裕を残して空港へ向かうのがおすすめです。
福岡空港から入って熊本空港から帰れば、最終日に福岡まで戻らなくてよいのがこのルートの大きなメリットです。
車なしなら北部九州も回りやすい
「九州旅行はレンタカーがないと難しいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
確かに阿蘇・高千穂・霧島など郊外の自然観光を短期間で巡るなら車が便利です。
しかし、鉄道で移動しやすい都市を選べば、九州3泊4日の周遊旅行は車なしでも楽しめます。
長崎・福岡・別府を鉄道で巡る
車なしで3県を巡るなら、長崎→福岡→別府も候補になります。
| 日程 | ルート | 主な交通手段 |
|---|---|---|
| 1日目 | 長崎市内 | 空港バス・路面電車など |
| 2日目 | 長崎→福岡 | 西九州新幹線+特急 |
| 3日目 | 福岡→別府 | 特急ソニック |
| 4日目 | 別府→大分空港 | 空港バス |
JR九州では、長崎~博多は西九州新幹線と特急を乗り継いで最短約1時間20分、博多~熊本は九州新幹線で最短約32分です。
福岡・長崎・熊本など主要都市間は鉄道で移動しやすいため、都市観光を中心にするなら車なしでも十分楽しめます。
レンタカーの受け取りや返却、駐車場探しが必要ないので、運転が苦手な人にはむしろこちらの方が気楽かもしれません。
阿蘇を入れるなら車が便利
一方、阿蘇・高千穂・霧島などを旅行の中心にするなら、レンタカーを検討する価値があります。
阿蘇にも鉄道やバスはありますが、複数スポットを同日に巡る場合は、公共交通の時間に合わせる必要があります。
つまり「九州だからレンタカー」と先に決めるのではなく、行きたい場所を決めてから車が必要か考えるのがポイントです。
周遊旅行は空港選びがポイント
3泊4日の九州周遊で意外と重要なのが、どの空港から入り、どの空港から帰るかです。
東京・大阪・名古屋などから九州へ向かうとき、何となく「往復とも福岡空港」と検索してしまう人もいるでしょう。
しかし、一方向に九州を巡るなら、行きと帰りで違う空港を使った方が戻り移動を減らせる場合があります。
行きと帰りで空港を変える
今回紹介している王道ルートなら、
福岡空港IN → 福岡 → 別府・由布院 → 阿蘇 → 熊本 → 阿蘇くまもと空港OUT
と、一方向に進めます。
熊本から再び福岡まで戻る必要がなくなるので、その分を4日目の熊本観光へ回せます。
| 空港の組み合わせ | 相性のよい旅行 |
|---|---|
| 福岡IN→福岡OUT | 福岡を拠点に佐賀・北九州などを巡る |
| 福岡IN→熊本OUT | 福岡・大分・阿蘇・熊本 |
| 福岡IN→大分OUT | 福岡・由布院・別府 |
| 長崎IN→福岡OUT | 長崎・佐賀・福岡 |
| 熊本IN→鹿児島OUT | 阿蘇・霧島・鹿児島 |
こうした周遊旅行で比較したいのがニーズツアーです。
ニーズツアーの九州旅行では、航空券とホテルを組み合わせたプランに加え、目的に合わせて1泊ずつホテルを選択できるチョイスプランがあります。
さらに、往路と復路で異なる空港を利用する九州周遊を「三角旅」として案内しています。
ニーズツアーで九州の「三角旅」や周遊プランを比較すると、今回のような福岡空港IN・熊本空港OUTの旅程を組めるか探しやすいでしょう。
ただし、希望する出発地・旅行日・航空便によって選択できる空港や商品は変わります。
福岡空港往復が向く旅行もある
もちろん、必ず違う空港を使った方がよいわけではありません。
福岡・佐賀・北九州など福岡を中心に旅行する場合や、便数・時間・料金を比べた結果、福岡空港往復の方が都合のよいケースもあります。
空港は「一番有名だから福岡」と決めるのではなく、1日目に行く場所と4日目にいる場所から逆算して選んでみてください。
3泊4日の費用と予約方法
九州旅行3泊4日の費用は、出発地、旅行時期、ホテルのランク、旅行人数、レンタカーの有無などによって大きく変わります。
そのため「1人○万円あれば大丈夫」と決め打ちするより、必要な費用を項目ごとに計算する方が現実的です。
旅行費用は項目ごとに考える
| 費用 | チェックするポイント |
|---|---|
| 航空券 | 出発地・曜日・予約時期・利用空港 |
| ホテル3泊 | 宿泊地・曜日・部屋人数・食事条件 |
| レンタカー | 日数・車種・補償・乗り捨て料金 |
| ガソリン・高速道路 | 走行ルートと距離 |
| 鉄道・高速バス | 利用区間・割引商品 |
| 食事 | ホテルの食事条件・現地グルメ |
| 観光・体験 | 入場料・温泉・アクティビティ |
特に航空券とホテルは、同じ3泊4日でも時期や曜日によって料金が変わりやすい項目です。
費用を比べるときは、同じ出発日、同じ人数、同じ宿泊条件にそろえて確認しましょう。
個別手配と旅行パックを比べる
九州旅行3泊4日の予約方法は、大きく分けると「航空券・ホテル・レンタカーをそれぞれ予約する方法」と「航空券+ホテルなどをまとめて予約する方法」があります。
個別手配は自由度が高く、航空会社のマイルやホテル独自の会員特典などを利用したい人に向いています。
一方、今回のモデルコースでは福岡、由布院または別府、熊本と宿泊地が変わります。
航空券に加えて3つの宿泊先、さらにレンタカーまで個別に探すとなると、比較する項目も増えてきます。
そのような人は、ニーズツアーのように航空券と複数のホテルを組み合わせられる旅行商品と、個別手配の両方を比較してみるとよいでしょう。
ニーズツアーでは九州北部・九州南部のチョイスプランや、1泊ごとにホテルを選べる商品、往路・復路で異なる空港を利用する「三角旅」などが案内されています。
つまり、今回の
福岡空港IN → 福岡泊 → 大分泊 → 熊本泊 → 熊本空港OUT
のような周遊旅行と相性を確認しやすいサービスです。
ただし、ニーズツアーがすべての旅行者に向くわけではありません。
宿だけを予約する場合や、気になる旅館・ホテルを個別に選びたい場合は、楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベルなどで宿泊施設を比較する方法もあります。
福岡・由布院・熊本のホテルを個別に比較する場合と、航空券+ホテルをまとめた場合の総額を比べて決めるとわかりやすいですよ。
九州のホテルを比較する
レンタカーは4日間借りなくてもいい
福岡市内や熊本市内は公共交通で観光しやすいため、必ずしも1日目から4日目までレンタカーを借り続ける必要はありません。
例えば、1日目は福岡を地下鉄や徒歩で観光し、2日目に大分方面へ出発するときからレンタカーを借りる方法があります。
反対に、車なしの北部九州ルートならレンタカーを一度も利用せず、鉄道とバスで旅行することも可能です。
駐車料金や乗り捨て料金まで含めて考え、必要な区間だけ車を使うという考え方も持っておくと、旅行プランの選択肢が広がります。
九州旅行3泊4日のよくある質問
九州を3泊4日で旅行するなら何県くらい回れますか?
観光や食事を楽しみながら周遊するなら、2~3県を目安にするのがおすすめです。4県も組めますが移動が増えるため、立ち寄る観光地を絞る必要があります。
初めての九州旅行3泊4日はどこがおすすめですか?
福岡・大分・熊本の3県は組み合わせやすいです。福岡の街とグルメ、別府・由布院の温泉、阿蘇の自然、熊本城など、異なる九州の魅力を楽しめます。
九州3泊4日は車なしでも旅行できますか?
できます。長崎・福岡・別府など鉄道で移動しやすい都市を中心にすれば、レンタカーなしでも3県を周遊できます。阿蘇・高千穂・霧島など郊外の自然観光を増やす場合はレンタカーが便利です。
福岡空港から入って熊本空港から帰れますか?
希望する日程で利用できる航空便があれば可能です。福岡から大分・阿蘇・熊本へ一方向に巡る場合は、最後に福岡まで戻る移動を減らせます。往路と復路で異なる九州の空港を選ぶ旅行商品もあります。
九州を3泊4日で一周できますか?
九州7県を通過することを優先すれば旅程を作ることはできますが、観光旅行としてはかなり慌ただしくなります。3泊4日なら2~3県に絞り、九州一周なら旅行日数を増やす方が各地を楽しみやすいでしょう。
九州旅行3泊4日モデルコースまとめ
九州旅行3泊4日なら、2~3県に絞って周遊するのがおすすめです。
初めての九州旅行なら、福岡空港から入り、福岡→別府・由布院→阿蘇→熊本と進み、阿蘇くまもと空港から帰る3県ルートなら、街歩き・グルメ・温泉・自然・歴史をバランスよく楽しめます。
車なしで旅行するなら、長崎・福岡・別府など鉄道で移動しやすいエリアへ変更するのも一案です。
反対に阿蘇や高千穂など郊外の自然を中心に巡りたいなら、レンタカーを組み合わせると予定を調整しやすくなります。
そして九州を周遊するときは、往復とも同じ空港と決めつけず、最初に訪れる場所と最後に訪れる場所から利用空港を考えてみてください。
航空券・ホテル・レンタカーを個別に予約する方法もあれば、ニーズツアーのような周遊向けの旅行商品を比較する方法もあります。
九州旅行で大切なのは「何県回ったか」ではありません。
福岡で味わうグルメ、温泉でゆっくり過ごす時間、阿蘇で景色を眺めるひととき。移動することだけを目的にせず、その土地を楽しむ余白も残しながら、自分に合った3泊4日の九州旅行を作ってみてください。
