こんにちは、九州旅行完全ガイド(九旅ガイド/KKG) の編集部 所長のケンジです。
「九州旅行支援は2026年もある?」「九州で今使える宿泊キャンペーンや旅割はどこ?」「大分・熊本・長崎など県別の旅行支援を知りたい」と探していませんか。
結論から言うと、2026年8月28日、観光庁から九州7県を対象とする「九州ふっこう応援割」の実施が正式に発表されました。2026年10月1日宿泊分以降の旅行・宿泊商品が対象となり、熊本県・鹿児島県では旅行・宿泊料金の60%、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県では50%が割引されます。
ただし、2022~2023年に行われた全国一律の「全国旅行支援」が復活するわけではありません。今回の九州ふっこう応援割は、2026年7月28日に発生した熊本地震の影響を受けた九州の観光需要を回復させるための支援策です。
2026年9月4日現在、予約開始日や割引対象期間などの詳細は県ごとに順次発表されています。大分県では、対象商品の販売開始を9月下旬、割引対象期間を2026年10月1日~12月25日宿泊分とする予定が公表されました。一方、その他の県では予約開始日や対象期間が未公表のところもあります。
対象となる宿泊施設・旅行商品、予約方法、既存予約の取り扱いなども県や旅行会社によって異なる可能性があります。予約する際は、観光庁だけでなく各県・旅行会社からの最新情報も確認してください。
一方、10月の九州ふっこう応援割を待たず、熊本県内では9月から自治体独自の復興旅行支援が相次いで始まっています。阿蘇地域7市町村の「阿蘇ふっこう割」をはじめ、上天草市の宿泊料金50%助成、人吉市の「ひとよし満喫旅プラス」、水俣市の「でかくっか水俣キャンペーン」などです。
そこでこの記事では、九州7県と沖縄について、「9月に使える自治体独自の復興・旅行支援」「現在使えるその他の宿泊キャンペーン」「10月から始まる九州ふっこう応援割」を分けながら、割引額・利用期間・予約方法をまとめました。旅行先を決めてから割引を探すのもいいですが、キャンペーンから旅行先を選ぶと、思わぬお得旅が見つかるかもしれませんよ。
この記事でわかること
- 九州ふっこう応援割の割引率と上限額
- 現在使える九州・沖縄の宿泊キャンペーン
- 県や自治体ごとの割引額と予約方法
- 楽天トラベルやじゃらんで利用する際のポイント
九州ふっこう応援割【2026最新】の割引率・対象・予約開始日
2026年9月1日現在、2022~2023年に実施された全国一律の「全国旅行支援」は行われていません。その一方で、熊本地震後の観光需要を回復させるため、政府は「九州ふっこう応援割」の実施を決定しました。
対象となるのは、福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県の九州7県で1泊以上する旅行・宿泊商品です。
| 項目 | 九州ふっこう応援割の内容 |
|---|---|
| 対象地域 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島 |
| 対象開始 | 2026年10月1日宿泊分以降 |
| 熊本・鹿児島 | 旅行・宿泊料金の60%割引 |
| 福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎 | 旅行・宿泊料金の50%割引 |
| 宿泊のみ・交通付き1泊 | 1人1旅行あたり上限2万円 |
| 交通付き2泊以上 | 1人1旅行あたり上限3万円 |
| 2県以上に宿泊する周遊型旅行 | 1人1旅行あたり上限3万5,000円 |
例えば熊本県や鹿児島県では60%割引となるため、これまで実施されてきた自治体独自の宿泊キャンペーンと比べても、かなり大きな旅行支援になります。
また、1県だけに宿泊する旅行だけでなく、2県以上に宿泊する周遊型旅行商品も対象となっており、その場合は割引上限が1人1旅行あたり3万5,000円まで引き上げられます。複数県を巡る九州旅行とも相性が良さそうですね。
2026年9月4日現在、予約開始日・割引対象期間は県ごとに順次発表されています。大分県では9月下旬から対象商品の販売を開始し、10月1日~12月25日宿泊分を割引対象とする予定です。
一方、熊本県・福岡県・佐賀県・長崎県・宮崎県・鹿児島県については、観光庁の一覧では予約開始日・具体的な割引対象期間がまだ公表されていません。対象宿泊施設、旅行会社、予約サイト、既存予約の扱いなども今後の発表を確認してください。10月1日以降の宿泊だからといって、すべての予約が自動的に割引されるわけではありません。
最新の公式情報は、観光庁「九州ふっこう応援割」でも確認できます。
一方、9月までの旅行では、これまでと同様に県や市町村独自の宿泊割、旅行クーポン、地域通貨、交通費助成などを探すことになります。「いつ旅行するのか」によって、利用できる制度が大きく変わる点に注意してください。
「9月の旅行をやめて10月まで待つべき?」という方へ
ホテル料金の値上がりや、9月の旅行を延期すべきか迷っている方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
九州ふっこう応援割を一番お得に使うには?
九州ふっこう応援割は、どの旅行商品を選ぶかによって割引上限が変わります。
| 旅行商品 | 割引上限 | 熊本・鹿児島60%で上限に達する旅行代金 |
|---|---|---|
| 宿泊単体・交通付き1泊 | 20,000円 | 約33,334円 |
| 交通付き2泊以上 | 30,000円 | 50,000円 |
| 2県以上に宿泊する周遊型旅行商品 | 35,000円 | 約58,334円 |
割引額だけで見ると、もっとも上限が大きいのは2県以上に宿泊する周遊型旅行商品です。1人1旅行あたり最大3万5,000円まで支援されます。
熊本県・鹿児島県は60%割引の対象です。さらに大分県が9月3日に公表した内容では、大分県と熊本県または鹿児島県への宿泊を含む周遊型旅行商品も旅行代金の60%割引となります。
そのため、熊本+鹿児島だけでなく、大分+熊本、大分+鹿児島といった周遊旅行も注目したい組み合わせです。
例えば60%割引が適用される周遊型旅行商品なら、旅行代金約5万8,334円以上で割引額は上限の3万5,000円に達する計算になります。
一方、交通付きで同じ県に2泊以上する旅行商品の上限は3万円、宿泊単体や交通付き1泊旅行は2万円です。
そのため「割引額をできるだけ大きくしたい」という場合は、ホテルだけを個別に予約するのではなく、今後旅行会社などから販売される2県以上を巡る周遊型旅行商品も比較してみる価値があります。
ただし、ホテルを2県で別々に予約すれば自動的に周遊型旅行商品として60%割引や3万5,000円引きになるわけではありません。対象となる旅行商品や販売方法は、各県・旅行会社からの正式発表を確認してください。
9月に使える九州のふっこう割・復興宿泊キャンペーン
10月1日から始まる「九州ふっこう応援割」とは別に、熊本県内では9月から自治体独自の復興宿泊キャンペーンが相次いで実施されています。
特に阿蘇地域では、阿蘇市・南小国町・小国町・産山村・高森町・南阿蘇村・西原村の7市町村が連携して「阿蘇ふっこう割」を実施。基準となる期間は2026年9月7日~30日、支援率は最大50%ですが、実際の割引方法や金額は自治体ごとに異なります。
9月4日には小国町の詳細も発表され、1万円分の宿泊専用商品券を5,000円で販売し、宿泊者1人につき2セットまで購入可能となりました。これで阿蘇7市町村の主な支援内容が出そろっています。
| 地域 | キャンペーン | 主な支援内容 | 期間 | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| 熊本・阿蘇7市町村 | 阿蘇ふっこう割 | 最大50%。高森町は宿泊直接割引、小国町は1万円分の商品券を5,000円で販売するなど自治体ごとに異なる | 9月7日~30日を中心に実施 | 7市町村の詳細発表済み・受付状況は自治体ごとに異なる |
| 熊本・上天草市 | 上天草泊まって応援!復興宿泊キャンペーン | 宿泊料金50%助成、1人最大20,000円 | 9月4日~30日 | 予約受付中 |
| 熊本・人吉市 | ひとよし満喫旅プラス | 宿泊最大10,000円割引+2,000円分クーポン | 9月1日~30日 | 予約受付中 |
| 熊本・水俣市 | でかくっか水俣キャンペーン | 宿泊最大10,000円割引+1,000円分お買い物チケット | 9月19日~11月30日 | 予約受付中 |
阿蘇7市町村は、割引額だけでなく直接値引き・商品券・地域クーポンなど支援方法や予約方法が大きく異なります。各市町村の割引額・予約方法・現在の受付状況は、阿蘇ふっこう割7市町村の比較記事で詳しくまとめています。
自治体独自キャンペーンは予算上限に達すると期間途中でも終了します。また、10月からの九州ふっこう応援割や国・県の宿泊助成制度と併用できない場合があります。
九州の宿泊キャンペーン2026最新一覧
現在利用できる・開始予定の宿泊割早見表
2026年9月4日現在、九州・沖縄で利用できる、または利用開始が予定されている主な旅行支援・宿泊キャンペーンを比較すると次のようになります。
| 地域 | 現在の旅行支援 | 主な内容 | 予約・利用方法 | 主な期限 |
|---|---|---|---|---|
| 九州7県 | 九州ふっこう応援割 | 熊本・鹿児島60%、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎50%。上限2万~3万5,000円 | 大分は9月下旬販売開始予定。その他の県は順次発表 | 10月1日宿泊分以降。大分は12月25日宿泊分まで |
| 熊本・阿蘇7市町村 | 阿蘇ふっこう割 | 最大50%。高森町は宿泊直接割引、小国町は1万円分の商品券を5,000円で販売するなど自治体ごとに異なる | 直接予約・WEB事前予約・商品券受取など自治体ごとに異なる | 主に9月7日~30日 ※自治体により異なる |
| 熊本・上天草 | 上天草泊まって応援!復興宿泊キャンペーン | 宿泊料金50%助成、1人最大20,000円 | 対象宿泊施設へ直接予約。9月1日以降の新規予約が対象 | 9月30日宿泊分まで |
| 熊本・人吉 | ひとよし満喫旅プラス | 宿泊最大10,000円割引+2,000円分クーポン | 対象宿泊施設へ直接問い合わせ・予約 | 9月30日まで、予算到達で早期終了 |
| 熊本・水俣 | でかくっか水俣キャンペーン | 宿泊最大10,000円割引+1,000円分お買い物チケット | 対象宿泊施設へ直接予約。専用サイト利用の施設もあり | 11月30日まで、予算到達で早期終了 |
| 福岡 | 国内旅行者向け県全体割は確認できず | 旅行予約サイト独自クーポンなどを活用 | 楽天トラベル・じゃらんなど各予約サイトで確認 | キャンペーンごとに異なる |
| 佐賀・武雄 | スエヒロガリ宿泊キャンペーン | 条件を満たす宿泊でたけおPay2,000円分 | 対象宿泊施設を予約し、宿泊時の配布状況に応じて受取 | 11月29日チェックアウトまで、または予定人数到達まで |
| 佐賀 | さが文化観光プラス1泊 | 条件を満たす2泊目の宿泊を1人5,000円支援 | 対象イベント参加・県内2泊などの条件を満たして申請 | 12月31日までの対象宿泊 |
| 佐賀 | 佐賀空港利用パック旅行支援 | 対象旅行商品で最大8,000円クーポン | 対象旅行会社の航空券+宿泊商品などを予約 | 商品により2027年2~3月頃まで |
| 長崎・離島 | 長崎しま旅 | 体験付き宿泊プランを1人あたり2,500~3,000円程度割引 | 楽天トラベル・じゃらんの対象クーポン、対象プランを利用 | 現行OTA枠は10月5日チェックアウトまで |
| 熊本 | 食のみやこ熊本宿泊プラン | 対象となる1泊2食付きプランなどを最大4,500円割引 | じゃらんの対象プラン・クーポンを利用 | クーポンの販売・配布状況による |
| 大分・国東半島 | くにさき半島巡レンタカー助成 | レンタカー最大3,000円+対象宿泊2,000円で最大5,000円 | 対象レンタカーを利用し、指定観光施設や宿泊施設などの条件を満たす | 10月31日まで |
| 宮崎 | ひなタビ | 最大30%・1人1泊3,000円割引+3,000円分デジタルクーポン | 楽天トラベル・じゃらん・旅行会社・対象宿泊施設への直接予約など | 第1期9月30日まで、第2期12月1日~2027年1月31日 |
| 宮崎市 | みやざき海旅・空旅 | 条件を満たす旅行で1人1滞在最大5,000円割引 | 対象フェリー商品または航空券+宿泊パッケージを利用 | 2027年1月31日まで |
| 鹿児島県 | 県独自の観光誘客緊急対策を準備中 | 県独自の宿泊支援を含む観光誘客緊急対策の補正予算案を公表 | 予約方法・対象施設などの詳細は正式発表待ち | 九州ふっこう応援割開始前の実施を目指して準備中 |
| 鹿児島市 | 西郷どん宿泊クーポン | 4,000円分の宿泊クーポンを2,000円で購入 | クーポンを購入し、対象宿泊施設を別途予約して現地利用 | 第3期は9月30日利用まで |
| 鹿児島・出水 | お泊り満腹プレミアム付商品券 | 4,000円分の商品券を2,000円で購入 | 登録宿泊施設の宿泊者が施設で購入 | 販売9月30日まで、利用10月1日まで |
| 沖縄 | ANA沖縄わくわくチケット | 3,000円で購入し、対象となる観光・グルメなどで利用 | ANAの対象航空券+宿泊旅行とあわせて購入 | 販売9月23日まで、利用9月30日まで |
| 沖縄 | JTB沖縄満喫クーポン | 沖縄本島・石垣島・宮古島の観光や体験特典 | JTBの対象旅行商品を予約 | 10月31日まで |
同じ「旅行支援」でも、宿泊料金が直接安くなるもの、地域クーポンが付くもの、レンタカー代が戻るものなど内容はさまざまです。特に9月は熊本県内で復興関連の宿泊キャンペーンが集中しているため、旅行先ごとの制度を確認してから予約しましょう。
自治体キャンペーンの対象ホテルを探すときは、1つの予約サイトだけを見るより、複数サイトで宿泊料金とクーポンの配布状況を比較するのがおすすめです。キャンペーン対象プランが売り切れていても、別の予約サイトには在庫が残っていることがあります。
九州のホテル料金を比較してみる
九州ふっこう応援割がお得か判断するには、まず旅行予定日の通常料金を確認しておくのがおすすめです。
キャンペーンは予算やクーポン枚数に達すると、記載された期間より前に終了する場合があります。特に宿泊日が決まっている場合は、対象プランと割引適用後の料金まで確認してから予約するのがおすすめです。
福岡旅行支援2026と宿泊割
2026年の福岡旅行支援を探している方にまず押さえてほしいのが、県内の対象地域で実施されていた「ふくおか平日おトク旅」はすでに終了しているという点です。
2026年9月2日現在、国内旅行者が使える福岡県全域型の新しい宿泊割は確認できません。
だからといって福岡旅行に割引がないわけではありません。旅行予約サイト独自の宿泊クーポン、期間限定セール、航空券とホテルを組み合わせた旅行商品などが利用できることがあります。福岡市や博多に泊まるなら、自治体割だけを待つより通常の旅行サイトの料金も一緒に見た方が現実的でしょう。
なお、2026年10月1日宿泊分以降は「九州ふっこう応援割」の対象となり、福岡県では対象となる旅行・宿泊料金の50%が割り引かれる予定です。具体的な予約開始日や対象期間は今後発表されます。
佐賀県の宿泊割
佐賀県では「もっと佐賀旅キャンペーン」が2026年7月31日までで終了しています。その一方、8月以降は武雄市など、旅行先を絞ったキャンペーンに注目です。
また、2026年10月1日宿泊分以降は「九州ふっこう応援割」の対象となり、佐賀県では対象となる旅行・宿泊料金の50%が割り引かれる予定です。武雄市などの現在のキャンペーンとは別の支援制度となります。
武雄の宿泊キャンペーン
武雄市では「スエヒロガリ 総額888万円 武雄宿泊キャンペーン」を実施。2026年8月8日チェックインから11月29日チェックアウトまで、対象となる宿泊施設を利用する旅行者へ地域通貨「たけおPay」2,000円分が付与されます。
対象となるのは満18歳以上で高校生を除く旅行者。1人あたり税込10,000円以上の宿泊が条件となり、付与は1人1回、1泊分のみです。
ここで気を付けたいのが、ホテルを予約した時点では、たけおPayを受け取れることが確約されないこと。先着4,440人で、チェックイン時の配布状況によります。
武雄温泉に泊まる予定だった方にとっては、普通に宿泊するだけで2,000円分の地域通貨を受け取れる可能性があるので、ぜひ候補に入れておきたいキャンペーンですね。
文化イベントで2泊する支援
もう一つ注目したいのが「さが文化観光プラス1泊キャンペーン」です。佐賀県内の対象となる有料の文化・スポーツイベントなどへ参加し、県内に2泊以上するなどの条件を満たすと、対象となる2泊目の宿泊に対して1人5,000円の支援を受けられます。
対象宿泊期間は2026年12月31日までで、申請受付は8月24日から。単純な「ホテル5,000円引き」ではなく、イベント参加や連泊などの条件が付く点には注意してください。
長崎旅行支援2026と宿泊割
2026年の長崎旅行支援を探しているなら、現在もっとも注目したいのが対馬・壱岐・五島列島などを対象とした長崎しま旅です。長崎県全域で一律にホテル代が安くなる制度ではなく、対象となる離島旅行を支援するキャンペーンが中心になっています。
さらに、2026年10月1日宿泊分以降は「九州ふっこう応援割」の対象となり、長崎県では対象となる旅行・宿泊料金の50%が割り引かれる予定です。長崎しま旅とは別制度なので、それぞれの対象期間と条件を確認しましょう。
長崎しま旅の割引と予約方法
2026年9月現在、じゃらんと楽天トラベルで離島の体験付き宿泊プラン向けクーポンが設定されており、対象となる島によって1人あたりおおむね2,500円~3,000円の割引を受けられます。
現行枠では、じゃらんが主に2026年8月16日チェックインから10月5日チェックアウトまで、楽天トラベルが8月5日チェックインから10月5日チェックアウトまでを対象としています。
ただし、対象になるのは通常の宿泊プランすべてではなく、「しま旅」対象として設定されたプランです。普通のホテル予約をしてから後でクーポンを付ける、という感覚では利用できない場合があります。
また、長崎の離島旅行では船や飛行機の料金も大きな割合を占めます。対馬や壱岐では、船と宿泊、体験などを組み合わせた旅行商品が用意されているため、宿泊割だけを比べるより現地までの交通費を含めた総額で判断するのがおすすめです。
しま旅の対象外でも、長崎ではクルーズやマリンアクティビティ、島内体験などさまざまな観光プランがあります。旅行支援とは別に現地体験を探したい場合は、体験予約サイトを比較してみるのもいいでしょう。
熊本旅行支援2026と宿泊割
2026年9月現在、九州の中でも旅行支援の動きが特に活発なのが熊本県です。
7月28日に発生した熊本地震による宿泊キャンセルや観光需要の落ち込みを受け、9月から阿蘇地域7市町村の「阿蘇ふっこう割」、上天草市、人吉市、水俣市などで自治体独自の宿泊支援が相次いで始まりました。
さらに10月1日宿泊分以降は国の「九州ふっこう応援割」が始まり、熊本県の対象旅行・宿泊商品は60%割引となる予定です。そのため熊本旅行では、9月の自治体独自割と10月以降の九州ふっこう応援割を分けて考えるのがポイントです。
また、県内飲食店向けの25%プレミアム食事券も登場しています。
阿蘇ふっこう割は7市町村で実施
阿蘇地域では、阿蘇市・南小国町・小国町・産山村・高森町・南阿蘇村・西原村の7市町村が連携して「阿蘇ふっこう割」を実施します。
共通の基準となる期間は2026年9月7日~30日、割引率は最大50%。ただし、7市町村共通の1つの宿泊クーポンではなく、宿泊料金から直接値引きする地域、商品券を配る地域など、自治体によって仕組みが違います。
| 自治体 | 主な支援内容 | 対象期間 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 阿蘇市 | 宿泊最大5,000円割引+2,000円分地域クーポン | 9月7日~30日 | 1人5,000円以上の対象宿泊。直接予約の対象プランなどを利用 |
| 南小国町 | 1万円で2万円分の観光商品券 | 商品券利用9月1日~30日 | 事前予約は発行上限に達し受付終了。追加販売時は別途案内 |
| 小国町 | 1万円分の宿泊専用商品券を5,000円で販売 | 9月30日まで | 小国町外在住者が対象。宿泊者1人につき2セットまで購入可能 |
| 産山村 | 宿泊料金に応じ最大10,000円分の商品券 | 9月7日~29日宿泊 | 村内宿泊施設・飲食店などで利用可能 |
| 高森町 | 宿泊料金最大50%、上限10,000円 | 9月7日~30日 | 9月1日以降の新規予約が対象 |
| 南阿蘇村 | 宿泊料金の1/2、最大5,000円を村内商品券で還元 | 9月7日~30日 | 9月12日、19~22日、26日のチェックインは対象外 |
| 西原村 | 宿泊料金に応じ最大10,000円分の旅泊応援チケット | 9月7日~30日 | 村内の対象店舗で利用可能 |
同じ「阿蘇ふっこう割」という名称でも内容はかなり違います。阿蘇市や高森町のように宿泊料金そのものが安くなる制度もあれば、南阿蘇村・産山村・西原村のように地域内で使える商品券やチケットとして還元される制度もあります。
南小国町の観光商品券は、2026年9月2日時点ですでに事前予約受付を終了しています。今後追加販売される場合は改めて案内される予定です。
阿蘇市は最大5,000円引き+2,000円クーポン
阿蘇市の「阿蘇に泊まって支える!熊本応援キャンペーン」は、2026年9月7日~30日の宿泊が対象です。
1人1泊の宿泊料金が税別10,000円以上なら5,000円、5,000円以上10,000円未満なら2,000円が宿泊料金から割り引かれます。
さらに宿泊者1人につき、阿蘇市内の飲食店・土産店・体験施設などで利用できる2,000円分の地域クーポンが付くため、10,000円以上の対象宿泊なら最大7,000円相当の支援になります。
上天草市は宿泊料金50%・最大2万円
上天草市では、令和8年熊本地震による観光需要の落ち込みを受け、「上天草泊まって応援!復興宿泊キャンペーン」を実施しています。
2026年9月4日~30日の対象宿泊について、宿泊料金の50%が助成され、1人あたり最大20,000円まで支援されます。対象となるのは9月1日の予約受付開始以降に新規予約したキャンペーン対象プランです。
予約は基本的に対象宿泊施設へ直接行います。予算や施設ごとの販売枠に達すると期間途中でも終了するため、上天草旅行を予定している方は対象プランの在庫まで確認しましょう。
上天草は最大2万円と、9月の自治体独自宿泊支援の中でも割引上限が大きい地域です。
人吉は最大1万円引き+2,000円クーポンに増額
人吉市では、6月から実施していた「ひとよし満喫旅」を、熊本地震後の観光需要減少を受けて9月限定で拡充。「ひとよし満喫旅プラス」として実施しています。
2026年9月1日~30日の宿泊が対象で、宿泊料金に応じて1人1泊最大10,000円割引。さらに宿泊料金10,000円以上の場合、飲食店・土産店・レジャー施設などで使える2,000円分のクーポンが付きます。
| 1人あたり宿泊料金 | 宿泊割引 |
|---|---|
| 10,000円未満 | 対象外 |
| 10,000円以上15,000円未満 | 4,000円割引 |
| 15,000円以上25,000円未満 | 6,000円割引 |
| 25,000円以上 | 10,000円割引 |
予約・問い合わせは対象宿泊施設へ直接行います。国や県が実施する宿泊助成事業との併用はできず、予算がなくなり次第終了します。
水俣は最大1万円引き+1,000円商品券
水俣市では「令和8年熊本地震 でかくっか水俣キャンペーン」を実施。予約受付は8月28日から始まっており、2026年9月19日~11月30日の対象宿泊に利用できます。
宿泊料金に応じ、1人1泊あたり最大10,000円が割り引かれます。さらに水俣市内の飲食店、土産店、タクシー、ガソリンスタンドなどで利用できる1,000円分のお買い物チケットも付いてきます。
| 1人あたり宿泊料金 | 宿泊割引 |
|---|---|
| 3,000円以上10,000円未満 | 2,000円割引 |
| 10,000円以上15,000円未満 | 5,000円割引 |
| 15,000円以上20,000円未満 | 7,000円割引 |
| 20,000円以上 | 10,000円割引 |
基本的には対象宿泊施設へキャンペーンを利用することを伝えて予約しますが、専用予約サイトから申し込む施設もあります。施設ごとに予約経路が違うため注意してください。
食のみやこ熊本もチェック
復興関連の自治体キャンペーンとは別に、熊本県では「食のみやこ熊本」の対象宿泊プランも販売されています。
熊本市、阿蘇、天草、人吉・球磨、黒川温泉周辺など県内7エリアを対象に、大人2名以上、1泊2食付きなどの条件を満たすプランで、じゃらんnetの対象クーポンを利用すると最大4,500円程度の割引を受けられるものがあります。
ただし、阿蘇ふっこう割やひとよし満喫旅プラスなどと同時に使えるとは限りません。クーポンの併用条件と、割引後の最終支払額を比較してください。
食べて応援!食のみやこ熊本券は25%お得
熊本旅行では、宿泊割だけでなく現地での食事がお得になる「食べて応援!食のみやこ熊本券」もチェックしておきましょう。
令和8年熊本地震による外食需要の落ち込みを受けて熊本県が実施するプレミアム付きデジタル食事券で、10,000円で12,500円分の食事に利用できます。実質2,500円分、25%のプレミアムが付く仕組みです。
熊本県民だけでなく県外から訪れる旅行者も利用可能です。「くまモン!Pay」アプリから申し込み、当選後に購入すると、対象飲食店でQRコードを読み取って支払えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売価格 | 1口10,000円 |
| 利用可能額 | 12,500円分 |
| 対象者 | 熊本県民・県外旅行者ともに利用可能 |
| 販売方法 | くまモン!Payアプリから申し込み・抽選販売 |
| 申込上限 | 各回4口まで(4回合計最大16口) |
| 利用期限 | 2026年10月15日まで |
抽選申込は4回に分けて行われ、第1弾は2026年9月5日~7日、第2弾は9月10日~13日、第3弾は9月16日~20日、第4弾は9月23日~27日です。各回で購入した食事券は利用開始日が異なりますが、いずれも10月15日まで利用できます。
宿泊料金そのものが安くなる制度ではありませんが、熊本旅行中のランチや夕食に使えるため、宿泊キャンペーンとあわせて旅行総額を抑える方法としてチェックしておきたい制度です。
▶「食べて応援!食のみやこ熊本券」の申込期間・対象店舗を確認する
食のみやこ熊本券は抽選販売です。申し込めば必ず購入できるわけではありません。また、事業内容が変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
10月から九州ふっこう応援割は熊本60%
2026年10月1日宿泊分以降は、国の「九州ふっこう応援割」が始まる予定です。
熊本県では対象となる旅行・宿泊料金の60%が割引されます。割引上限は、宿泊単体商品・交通付き1泊旅行が1人1旅行2万円、交通付き2泊以上が3万円、2県以上に宿泊する周遊型旅行商品が3万5,000円です。
9月の阿蘇ふっこう割、上天草、人吉などの自治体独自キャンペーンとは別制度です。2026年9月2日現在、熊本県での具体的な予約開始日、割引対象期間、対象宿泊施設・旅行会社・予約サイトなどは今後発表される予定です。
阿蘇方面へ9月に旅行する方へ
阿蘇市・南小国町・高森町・南阿蘇村など7市町村で実施される「阿蘇ふっこう割」は、地域によって割引方法や金額が異なります。
阿蘇ふっこう割2026|7市町村の割引額・予約方法・対象期間を比較で詳しくまとめています。
大分旅行支援2026と宿泊割
大分県では、2026年10月から始まる「九州ふっこう応援割」について具体的な実施予定が発表されました。
大分県の対象旅行・宿泊商品は基本的に旅行代金・宿泊代金の50%割引。割引対象期間は2026年10月1日~12月25日宿泊分で、対象商品の販売開始は9月下旬予定です。予算の執行状況によっては早期終了する場合があります。
さらに、大分県と熊本県または鹿児島県への宿泊を含む周遊型旅行商品については、旅行代金の60%が割引対象となります。大分+熊本、大分+鹿児島の2県旅行を考えている方は、周遊型旅行商品もチェックしておきたいところです。
なお、2026年9月4日現在、9月中に大分県内のホテルで一律に利用できる県全体型の宿泊割は確認できません。
9月の大分旅行で現在注目したいのは、国東市・豊後高田市を対象としたレンタカー助成です。条件を満たすとレンタカー代が最大3,000円キャッシュバックされ、指定宿泊施設への宿泊でさらに2,000円が加算されるため、旅行全体では最大5,000円の助成を受けられます。
なかでも2026年8月19日に改めて案内されたのが「くにさき半島巡レンタカー助成」。対象のレンタカー営業所で車を借り、国東市と豊後高田市の指定観光施設をそれぞれ巡るなどの条件を満たすと、レンタカー基本料金の半額、最大3,000円がキャッシュバックされます。
国東半島は車で周遊しやすいエリアなので、助成対象となる条件を確認したうえでレンタカーを手配しましょう。助成を使えない場合も含め、複数のレンタカー会社を比較しておくと旅行総額を把握しやすくなります。
大分旅行支援クーポンはある?
2026年9月4日現在、9月中に大分県内のホテルで一律に使える県全体共通の宿泊クーポンは確認できません。
一方、2026年10月1日~12月25日宿泊分については「九州ふっこう応援割」が実施予定です。大分県では対象となる旅行・宿泊料金が基本50%割引となり、対象商品の販売開始は9月下旬が予定されています。
検索すると「新しいおおいた旅割」「大分県民割」など過去の制度が表示されることがありますが、現在実施されているキャンペーンとは別です。
9月中の旅行では、国東半島のレンタカー助成のように、観光+レンタカー+宿泊を条件として最大5,000円が戻る制度があります。そのため、大分旅行では旅行時期に合わせて、9月の自治体施策と10月以降の九州ふっこう応援割を分けて確認するのがおすすめです。
宮崎県の宿泊割
2026年9月現在、九州の宿泊キャンペーンの中でも特にチェックしておきたいのが宮崎県です。
2026年10月1日宿泊分以降は宮崎県も「九州ふっこう応援割」の対象となり、対象となる旅行・宿泊料金の50%が割り引かれる予定です。「ひなタビ」とは対象時期や仕組みが異なるため、旅行時期に合わせて比較してください。
ひなタビは最大30%割引
「ひなタビ」みやざき宿泊キャンペーンでは、宮崎県民を含む国内外の旅行者を対象に、対象となる宮崎県内宿泊代金を最大30%割引、1人1泊あたり上限3,000円としています。
さらにチェックイン時には、加盟する飲食店や土産店などで利用できる1人1泊3,000円分のデジタルクーポンが発行されます。割引・クーポンとも最大3連泊まで対象です。
第1期は2026年6月1日から9月30日の宿泊まで。ただし8月13日~16日、9月4日~6日は対象外となっています。
さらに第2期として、2026年12月1日から2027年1月31日の宿泊まで実施予定。年末年始の12月29日~1月3日は対象外です。
予約方法は宿泊施設への直接予約、旅行会社、じゃらん、楽天トラベルなど。直接予約では、予約後にSTAYNAVIで宿泊割引クーポンを発行する必要があるケースがあります。
そして2026年8月19日には、楽天トラベルで8月24日10時から、8月24日~9月29日宿泊分を再々販売することが発表されています。宮崎旅行を考えていた方には、かなり重要なタイミングですね。
宮崎市の海旅と空旅
宮崎市では「みやざき海旅・空旅」宿泊キャンペーンも実施されています。
「海旅」は神戸港から宮崎カーフェリーを利用して宮崎市へ向かい、市内の対象施設へ宿泊する旅行者などが対象。条件を満たせば、1人1滞在あたり宿泊料金から最大5,000円が割り引かれます。
一方の「空旅」は、羽田空港または福岡空港を出発地として宮崎空港を利用し、対象となる「航空券+宿泊」の旅行商品を予約する人向けです。こちらも1人1滞在5,000円割引となります。
宿泊期間は2027年1月31日までと長め。ただし「ひなタビ」と同じく、2026年9月4日~6日や年末年始など一部除外日があります。
鹿児島県の宿泊割
鹿児島県全体で実施されていた「南の宝箱 鹿児島 夏のかごしま宿泊割」は2026年7月31日で終了しています。
一方、鹿児島県は2026年9月2日、熊本地震後の観光需要回復に向けた「鹿児島観光誘客緊急対策」を盛り込んだ補正予算案を公表しました。国の「九州ふっこう応援割」が始まるまでの期間についても、県独自の宿泊支援を実施するための準備が進められています。
ただし、2026年9月4日現在は正式な事業開始前です。予約開始日、対象期間、対象宿泊施設、予約方法、既存予約の扱いなどは今後の正式発表を確認してください。
鹿児島県独自の宿泊支援は準備が進められていますが、現時点では予約受付が始まったわけではありません。予約前に鹿児島県からの正式発表を確認してください。
また、2026年10月1日宿泊分以降は国の「九州ふっこう応援割」の対象となり、鹿児島県では熊本県と同じ旅行・宿泊料金60%割引となります。
国の九州ふっこう応援割と県独自の9月宿泊支援は別制度となる見込みです。9月と10月以降で利用できる制度が変わる可能性があるため、旅行日ごとに確認しましょう。
鹿児島市は宿泊クーポン
鹿児島市では「西郷どんに『愛にいこう、かごしま。』宿泊クーポン」を販売しています。
内容は4,000円分の宿泊クーポンを2,000円で購入できるというもの。全国の居住者が対象です。
2026年9月現在は第3期の販売期間に入っており、実際に宿泊で利用できるのは9月1日~30日。クーポンを購入するだけでは宿泊予約にならないので、対象ホテルの予約は別に行います。
さらに第4期は2026年12月から販売され、2027年1月1日~2月28日の宿泊に利用予定。冬の鹿児島旅行を考えている方にも選択肢になりそうですね。
沖縄県のお得な旅行特典
沖縄については少し事情が異なります。2026年9月2日現在、以前の「おきなわ彩発見NEXT」のように、一般旅行者が沖縄県全体のホテルで利用できる大型宿泊割は確認できません。
ちなみに「おきなわ彩発見NEXT」は2023年11月30日宿泊分で終了した全国旅行支援です。検索結果に古いページが出てきても、2026年のキャンペーンではありません。
今回発表された「九州ふっこう応援割」の対象は福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の九州7県です。沖縄県は対象に含まれていません。
その代わり、沖縄は航空会社や旅行会社のパッケージ特典が充実しています。
ANA沖縄わくわくチケット
ANAの対象旅行では「沖縄わくわくチケット」が利用できます。3,000円で4枚のチケットを購入し、対象となるグルメ、観光施設、乗り物、マリンアクティビティなどから選んで利用する仕組みです。
利用する内容によっては最大8,900円相当となり、販売は2026年9月23日まで、利用は9月30日まで。沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣島の対象メニューもあります。
JTB沖縄満喫クーポン
JTBでは、対象となる沖縄旅行を申し込んだ旅行者向けに「沖縄満喫クーポン」を設定しています。
沖縄本島、石垣島、宮古島の観光施設や体験などが対象となり、設定期間は2026年5月8日~10月31日。こちらもホテル代そのものを一律で安くする制度ではありません。
沖縄の場合は「自治体の宿泊割があるか」だけを見るより、航空券+ホテルのパッケージ料金と旅行会社限定特典をセットで比較する方が、お得なプランを見つけやすいでしょう。
対象旅行商品を利用しない場合でも、沖縄の観光施設やマリンアクティビティは事前予約で安くなることがあります。
九州の宿泊キャンペーン活用術
九州の旅行キャンペーンで失敗しやすいのが、「割引があると思って予約したのに対象外だった」というケースです。2026年のキャンペーンは予約方法や対象プランが統一されていないため、以前の全国旅行支援とは探し方を変える必要があります。
ここからは、楽天トラベルやじゃらんでの予約、航空券とのセット、早期終了への備えなど、実際にキャンペーンを使うときに知っておきたいポイントを見ていきます。
全国旅行支援は今ある?
「九州旅行支援2026」や「全国旅行支援 九州 2026」と検索している方に、少し分かりにくいのが今回の「九州ふっこう応援割」と全国旅行支援の違いです。
2026年9月現在、2022~2023年に行われたような全国47都道府県を対象とする「全国旅行支援」は実施されていません。
一方、2026年8月28日には熊本地震後の観光需要を回復させるため、九州7県を対象とした「九州ふっこう応援割」の実施が正式に決まりました。
対象は2026年10月1日宿泊分以降の九州で1泊以上する旅行・宿泊商品で、熊本県・鹿児島県は60%、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県は50%の割引となります。
つまり、「全国旅行支援が復活した」というより、九州限定の大規模な旅行支援が新たに始まると考えると分かりやすいでしょう。
2026年の九州旅行では、9月までの自治体独自キャンペーンと、10月1日宿泊分以降の「九州ふっこう応援割」を分けて考えるのがポイントです。
楽天トラベルで使える?
楽天トラベルで利用できる自治体キャンペーンもありますが、すべてではありません。
代表例が宮崎県の「ひなタビ」です。楽天トラベルでは「自治体クーポン」として販売され、2026年8月24日10時から8月24日~9月29日宿泊分の再々販売が予定されています。
長崎しま旅についても楽天トラベルで対象クーポンが設定されています。
その一方、人吉市の「ひとよし満喫旅」のように宿泊施設への直接予約が基本となるキャンペーンもあります。「楽天にホテルが掲載されている=自治体割も使える」とは限りません。
楽天トラベルを使う場合は、ホテルを検索するだけでなく、自治体クーポンを取得しているか、対象宿泊期間に入っているか、予約画面で実際に値引きされているかまで確認しましょう。
じゃらんで使える?
じゃらんも自治体キャンペーンとの相性が良く、宮崎の「ひなタビ」、長崎しま旅、熊本の「食のみやこ熊本」などで利用できます。
ただし、キャンペーンによってクーポン名称が異なります。「ひなタビ」はじゃらん上で「ふるさとお得クーポン」と表示されるなど、キャンペーン公式名称と旅行サイト上の表示が完全には一致しない場合があります。
また、同じ地域でも通常プランは対象外で、キャンペーン専用プランのみ利用できることがあります。最安値のホテルを見つけたとしても、割引対象プランとの差額まで比べないと、本当にどちらがお得なのか分からないんですよね。
クーポン額だけを見るのではなく、最終決済額で比較する。これが一番分かりやすい方法です。
航空券付きプランとの違い
遠方から九州・沖縄へ行く場合は、ホテルだけ安くするより航空券と宿泊をまとめた方が旅行総額を抑えられることがあります。
特に宮崎市の「空旅」はその典型例。羽田または福岡を出発地とし、宮崎空港と宮崎市内宿泊を組み合わせた対象ダイナミックパッケージを予約することで、1人1滞在5,000円の割引となります。
佐賀でも、佐賀空港を利用した対象パック旅行に最大8,000円のクーポンが設定されている商品があります。
一方で「ホテルだけなら自治体割が使えるのに、航空券付き商品では対象外」という場合もあります。逆のケースもあります。
遠方から旅行するなら、ホテル単体と航空券+ホテルの旅行代金を両方比較するといいでしょう。割引額が大きく見えても、旅行全体の支払額で見ると結果が変わることがあります。
九州ふっこう応援割でも交通付き宿泊旅行商品が割引対象に含まれています。割引上限は交通付き1泊旅行で1人1旅行2万円、2泊以上では3万円、さらに2県以上に宿泊する周遊型旅行商品では3万5,000円です。
そのため10月以降は、ホテル単体だけでなく航空券+ホテルやJR+ホテルなどの交通付き旅行商品も比較する価値がさらに高くなります。ただし、具体的な対象商品や予約方法については各県の発表を確認してください。
特に飛行機で九州へ向かう場合は、宿泊割だけで判断せず、航空券とホテルをまとめた旅行商品の総額も比べてみてください。自治体の宿泊割を使った「航空券+ホテル別々予約」より、パッケージ商品の方が安くなるケースもあります。
ホテル+航空券を探してみる
レンタカー助成も確認
九州旅行ではレンタカー代も無視できません。特に阿蘇、国東半島、宮崎、鹿児島などを周遊するなら、宿泊料金と同じくらい移動費が気になる方もいるでしょう。
大分県の国東半島では、対象条件を満たすことでレンタカー代最大3,000円、さらに宿泊で2,000円が加算され、最大5,000円のキャッシュバックとなります。
九州は公共交通機関だけでは回りにくい観光地も多いため、レンタカーを使う予定なら自治体キャンペーンだけでなく通常料金も比較しておきたいところです。特に空港や駅によって料金差が出ることもあります。
こうした制度は「宿泊割」で検索しているだけでは見落としがちです。
ホテル代が2,000円安くなるキャンペーンと、レンタカー+宿泊で5,000円戻るキャンペーンなら、車で観光する人にとっては後者の方が魅力的な場合もありますよね。
早期終了に注意
自治体の宿泊キャンペーンで最も注意したいのが早期終了です。
「9月30日まで」と書かれていても、9月30日まで必ず割引が残っているという意味ではありません。予算、クーポン枚数、宿泊施設ごとの販売枠などがなくなれば、その時点で受付終了となるものがあります。
さらに少しややこしいのが、同じキャンペーンでも予約先によって残り枠が違うケースです。
例えば宿泊施設への直接予約分が終了していても、旅行会社に枠が残っていることがあります。逆に楽天トラベルの自治体クーポンが終了していても、別の予約経路では利用できる場合もあるわけです。
旅行日が決まっているなら、まずキャンペーン対象期間を確認し、そのあと対象ホテル、予約経路、割引適用後の料金という順番で見ていくと迷いにくいですよ。
2026年終了済みの施策
検索結果には終了したキャンペーンも表示されます。2026年9月2日時点ですでに利用できない主な旅行支援も確認しておきましょう。
| キャンペーン | 現在の状況 |
|---|---|
| ふくおか平日おトク旅 | 2026年7月17日の予約・チェックイン分で終了 |
| もっと佐賀旅 | 2026年7月31日までで終了 |
| 南の宝箱 鹿児島 夏のかごしま宿泊割 | 2026年7月31日で終了 |
| 薩摩川内市 まんぞく宿泊GO!GO!キャンペーン | 2026年8月31日宿泊分で終了 |
| 涼しいおおいた おでかけキャンペーン | 2026年8月31日で終了 |
| 近畿日本ツーリスト九州キャンペーン第1弾 | 2026年6月30日宿泊分で終了 |
| おきなわ彩発見NEXT | 2023年11月30日宿泊分で終了 |
終了済みだからといって情報に意味がないわけではありません。「以前見たキャンペーンはまだ使える?」という疑問を解消するためにも、現在の施策とは分けて掲載しています。
今後、同じ自治体で第2弾や冬キャンペーンが行われる可能性もあります。新しい発表が確認できた場合は、このページでも随時更新します。
九州の宿泊割に関するよくある質問(FAQ)
2026年も全国旅行支援はありますか?
2026年9月現在、2022~2023年のような全国47都道府県共通の全国旅行支援は実施されていません。ただし、2026年8月28日に九州7県を対象とする「九州ふっこう応援割」が発表されました。10月1日宿泊分以降を対象に、熊本・鹿児島は60%、その他の九州5県は50%割引となります。
楽天トラベルで九州の宿泊割は使えますか?
キャンペーンによります。宮崎県の「ひなタビ」や長崎しま旅では楽天トラベルのクーポンが設定されていますが、人吉市のキャンペーンなど宿泊施設への直接予約が基本となる制度もあります。
じゃらんのクーポンと宿泊キャンペーンは併用できますか?
キャンペーンやクーポンごとに条件が異なります。併用可能なクーポンもありますが、対象プランや最低予約金額などが設定される場合があります。予約画面で適用後の最終金額まで確認すると分かりやすいです。
大分旅行支援2026の宿泊クーポンはありますか?
2026年9月4日現在、9月中に大分県内のホテルで一律に使える県全体型の宿泊クーポンは確認できません。ただし、10月1日~12月25日宿泊分は「九州ふっこう応援割」の対象となり、大分県では基本50%割引、対象商品の販売開始は9月下旬予定です。国東市・豊後高田市では、条件を満たすとレンタカーと宿泊で最大5,000円のキャッシュバックを受けられる制度もあります。
キャンペーン終了日まで待って予約しても大丈夫ですか?
おすすめはしません。多くの自治体キャンペーンは予算や配布枚数に上限があり、設定された期間より前に受付が終わることがあります。旅行日が決まった段階で対象プランを探した方が利用しやすいでしょう。
九州ふっこう応援割はいつから予約できますか?
県によって異なります。2026年9月4日現在、大分県は対象商品の販売開始を9月下旬と発表しています。大分県以外の予約開始日は観光庁の一覧ではまだ未公表です。割引対象は10月1日宿泊分以降ですが、予約開始前の予約が自動的に割引対象になるとは限らないため、各県・旅行会社の正式発表を確認してください。
九州ふっこう応援割は沖縄も対象ですか?
沖縄県は対象外です。九州ふっこう応援割の対象は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の九州7県です。
九州の宿泊キャンペーンまとめ
2026年の九州旅行支援は、9月と10月以降で状況が大きく変わります。
まず9月は、熊本県内で自治体独自の復興旅行支援が相次いでいます。阿蘇市・南小国町・小国町・産山村・高森町・南阿蘇村・西原村の7市町村による「阿蘇ふっこう割」をはじめ、上天草市では宿泊料金50%・最大2万円、人吉市では最大1万円割引+2,000円分クーポン、水俣市では最大1万円割引+1,000円分お買い物チケットが用意されています。
そして2026年10月1日宿泊分以降は、九州7県を対象とする国の「九州ふっこう応援割」が始まる予定です。
割引率は熊本県・鹿児島県が60%、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県が50%。割引上限は宿泊単体商品や交通付き1泊旅行で1人1旅行2万円、交通付き2泊以上で3万円、2県以上に宿泊する周遊型旅行商品では3万5,000円です。
予約開始日や具体的な対象期間についても、県ごとに情報が出始めています。2026年9月4日現在、大分県は9月下旬に対象商品の販売を開始し、10月1日~12月25日宿泊分を対象とする予定です。その他の県については今後の発表を確認してください。
10月1日以降の旅行をすでに予約しているからといって、自動的に九州ふっこう応援割が適用されるわけではありません。対象商品、予約方法、既存予約の扱いなどは県・旅行会社ごとに確認する必要があります。
また、鹿児島県では九州ふっこう応援割開始までの観光需要を支えるため、県独自の宿泊支援を含む「鹿児島観光誘客緊急対策」の補正予算案が公表されています。正式な予約開始日や対象施設などが発表されたら、9月旅行の選択肢としてあわせて確認しましょう。
これから九州旅行を計画するなら、まず「9月までの旅行」なのか「10月以降の旅行」なのかを確認しましょう。9月なら自治体独自の復興割、10月以降なら九州ふっこう応援割を軸に探すと分かりやすくなります。
キャンペーンは予算や販売枠に達すると早期終了することがあります。このページでも新しい自治体キャンペーン、予約開始日、楽天トラベル・じゃらんなどの販売情報が確認でき次第、随時更新していきます。
