昨年、初詣ランキングに関する記事を執筆したときに、機会があれば行きたいなと思っていた佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。
検索関連ワードには「怖い」「行ってはいけない」「食べ歩き」などと出てきて「どういうこと?」と、俄然、興味が湧きました。
この記事では先日、実際に祐徳稲荷神社を訪れた福岡在住ライターが、行き方、おみやげ、ライトアップイベントなどについてご紹介していきます!
この記事でわかること
- かささぎでGo!の概要
- 祐徳稲荷神社への行き方
- 門前商店街の食べ歩き情報
- おすすめのおみやげ紹介
デジタルチケットかささぎでGo!とは
あまりなじみがないとは思うのですが、かささぎとはJR九州の特急列車のことで、博多-佐賀・肥前鹿島の区間を運行しています。
2022年の西九州新幹線 武雄温泉-長崎の開業に伴い、運行開始したもので、787系の車両が採用されています。
そんな特急かささぎが由来となっているオトクなデジタルチケットかささぎでGo!とは、どのような内容なのでしょうか。
ご紹介していきます!
特急に乗れておみやげも買えるオトクなきっぷ

MaaSアプリ『My Route』で現在、販売されているJR九州の特急自由席往復分と祐徳稲荷神社などがある佐賀県の鹿島市内で使用できる1000円分の商品券クーポンがセットになった期間限定の交通チケットです。
販売価格はおとな4260円で、1000円分のクーポン(商品券)を差し引くと、実質運賃は往復3260円、片道1630円相当となります。
特急は佐賀駅もしくは江北(旧肥前山口)駅で下車でき、どちらがいいかは、在来線の乗り継ぎがスムーズかどうかで変わります。
博多-肥前浜の在来線片道運賃が1930円で、博多-佐賀の2枚きっぷを購入すると2900円、博多-江北の2枚きっぷを購入すると4240円となることから、かなりオトクなきっぷだといえます。
乗車時は提示するだけで大丈夫
きっぷの使い方ですが、アプリMy Routeを開いて、乗る前に利用するきっぷをタップして、窓口の職員や特急乗務員の方に提示するだけです。自動改札機を通過することはできません。
QRコードを読み込んでクーポン使用
クーポンは、お店の方に使えるかどうかを聞いて、OKなら、お店の方がQRコードを示してくれますので、かざして利用するだけです。
スマホの電源確保が必須
注意したいのは、スマートフォンの電源がオフにならないようにすることです。PSEマークのあるモバイルバッテリー(100%充電済み)を携行されることをおすすめします。
かささぎでGo!で祐徳稲荷神社に行けます!

先日、筆者はMy RouteでかささぎでGo!を1枚購入し、実際に祐徳稲荷神社まで足を運んできました!
またクーポンは、祐徳稲荷神社門前商店街のお店で使うことも可能です。
当日の実体験を踏まえ、以下、JRとバスで祐徳稲荷神社に行くケースについて詳細解説していきます。
最寄りはJR肥前浜駅

肥前鹿島駅で降りて祐徳稲荷神社ゆきのバスに乗ることもできますが、肥前浜駅のほうがバス移動が短くて、運賃も安くてオトクです。

肥前浜駅最寄りのバス停(祐徳バス)は『浜三ツ角』となり、肥前浜駅から徒歩7分ほどの場所となります。
16:30発着のバスに乗って、10分程度で祐徳稲荷神社に到着しました。
ちなみに肥前浜駅⇔祐徳稲荷神社は、徒歩で45分前後となる距離です。
また、肥前浜駅には肥前浜駅観光案内所があり、パンフレットが置かれ、おみやげやグッズも販売していました。
なお、9:00~15:00受付なら、16:30までレンタサイクルを利用することもできるようです。

またお隣には、日本酒バーHAMABARがあり、平日は16:30に閉店するのですが、金土日なら18:00~21:00も開いているそうですので、祐徳稲荷神社の帰り、電車が来るまで時間があるなら、立ち寄って軽く一杯、鹿島の地酒を楽しむのもよさそうです!
特急は在来線やバスとのリレーを考えて!
祐徳稲荷神社に行く場合は、ノープランで行くと、駅やバス停などで必要以上に待ち時間をとられてしまう可能性があります(それはそれで旅の醍醐味なのですが…)。
特に鹿児島本線と比べると、長崎本線の運行本数は少ないため、博多駅などをいつ出発すれば乗り継ぎがスムーズなのかを事前に確認して向かう必要があります。
もちろん、帰路も同様です。筆者が夜、乗車した在来線は、江北駅で特急と連絡していて反対側のホームにて待機してくれていました。タイミングがずれると待ちぼうけを食らうだけではなく、帰宅も遅くなってしまいますので、注意が必要です。
祐徳稲荷神社の食べ歩きはどうなっているのか?解説
祐徳稲荷神社の参道には、祐徳稲荷神社門前商店街があり、お店が軒を連ねています。
筆者は今回、祐徳稲荷神社の期間限定ライトアップを見ようと思い、平日夕方の時間帯に訪れたのですが、17:00頃に営業していたのは2店舗のみでした。


- 井手商店(祐徳せんべい/狐の嫁入りクッキーなどを販売)
- 松屋(祐徳名物松屋の手づくりゆずこしょうのほか、さまざまな商品を取り扱い)
平日の午前~お昼過ぎ~夕方手前あたりであれば開いているお店も多く、食べ歩きもできるようです。土日は多くのお店が20時くらいまで開いているそうです。


ちなみに祐徳稲荷神社と駐車場をつなぐ橋の右側にある竹下おみきや酒店では、佐賀、鹿島の地酒を入手できるほか、ソフトクリームも販売されていますので、食べ歩きというよりもお店の前にあるベンチで休憩しながら味わうのがおすすめです。
残念ながら開いていませんでしたが、祐徳稲荷神社で食べるかにだしコロッケがおいしいとのSNS投稿も見かけましたので、看板写真だけご紹介しておきます。
祐徳稲荷神社でおすすめのおみやげは?

画像にあるように、筆者は、おみやげ5つを購入して、持ち帰り。
肥前浜駅観光案内所で購入
- 酒粕漬けクリームチーズ
- いちごさんサイダー
ネット上で知り、購入しようと決めていた酒粕漬けクリームチーズは、たっぷりの酒粕にダイス状のチーズが漬かっていて、深い味わい!日本酒だけではなくワインと一緒に食してもいいでしょう。
いちごさんサイダーは、シンプルに甘くておいしいので、肥前浜駅に着いたら、ウェルカムドリンク的に飲まれるのもおすすめです。
祐徳稲荷神社門前商店街で購入したおみやげ
- 狐の嫁入りクッキー/井手商店
- 祐徳名物 松屋の手づくりゆずこしょう/松屋
- 稲荷ようかん/こちらも松屋で購入
狐の嫁入りクッキーは、サイズ100mm×63mmのかなり分厚いクッキーで、砂糖でコーティングされたアイシングクッキーというもの。個人的には甘くて1枚でもずっしりとした食べ応えを感じましたので、家族や旅仲間と等分に割って、シェアするのもアリと思いました。2枚購入するとオトクです。
祐徳名物 松屋の手づくりゆずこしょうは、自宅用に購入。濃い若草色?のキレイなビジュアルと、しっかり目のピリッとした刺激がとてもたまりませんでした。もう2瓶くらい買っておけばよかった…
稲荷ようかんを製造している新油屋は店休日ということで、その日は閉まっていましたが、運よく松屋で購入できました。筒状の容器に入ったようかんを筒の下から押し出して、糸で切りながら食べていくスタイル。個人的には甘さも固さもほどよく、また行く機会があれば購入したいなと思いました。
祐徳稲荷神社はどのような神社?

日本三大稲荷のひとつ
京都府にある伏見稲荷大社や、茨城県にある笠間稲荷神社とともに、日本三大稲荷のひとつと目されています。こちらは諸説ありとなっています。
祐徳稲荷神社の主祭神
- 倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
- 大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)
- 猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
を祀っています。
年間参拝者数は300万人
公式サイトによると年間、300万人の方が参拝に訪れているそうです。
九州旅行完全ガイドでは2024年に「祐徳稲荷神社は、例年70万人の初詣参拝客で賑う」と、ご紹介していました。
【関連記事】
九州の初詣人出ランキング2025年!上位10の予想と正しい参拝作法にも言及!
鎮西日光とも呼ばれている
鎮西とは、西方、西海道、現在の九州地方を指し、日光とは、日光東照宮のことです。
実際に足を運んだ筆者が感じたように参拝目的や、観光目的どちらでも満足できること間違いなしですので、九州の日光東照宮ともいえる祐徳稲荷神社に、実際に足を運ばれて、ルールを守りつつ、見聞を広められることをおすすめします!

祐徳稲荷神社『ナイトウォーク 狐の嫁入り 2025』期間限定で開催中!

最後に、執筆時現在、開催中のイベントについて概要をご紹介して記事を締めくくります。
車やレンタカーで行かない場合は、ぜひかささぎでGo!を利用していただき、理想は一人旅よりも2~4人のグループで行かれることを推奨します。帰りは電車の時間に合わせてタクシーを呼んで肥前浜駅まで戻ることをおすすめします!
PR
九州の“幻グルメ”を自宅で楽しめる!
全品送料無料の産直サイト【九州お取り寄せ本舗】。
明太子や長崎カステラといった定番から、地元民しか知らないご当地食材まで、九州の美味を厳選してお届け。
ほかでは手に入らない希少グルメも多く、贈り物や自分へのご褒美にぴったりです。
人気のバスクチーズケーキや無添加甘酒など、スイーツ・ヘルシー志向の方にも◎。
ギフト対応も充実しており、遠方の家族や大切な方への贈り物にも最適です。
1000円台から気軽に試せる商品も多数ラインアップ。
九州旅行気分を味わいたい方や、お取り寄せグルメ好きなら要チェックの通販サイトです。
スマホから簡単に注文でき、送料無料で安心して利用できます。
