門司港+下関の日帰り旅行をお考えでしょうか。
特に福岡から門司港・下関への半日旅行は、比較的手短な移動で済み、グルメも観光も楽しめますので、おすすめです。
これまで門司港・下関へと何度も足を運んでいる福岡在住ライターが、2つのモデルコースと車で立ち寄りたいスポットを交え、ご紹介していきます。
この記事でわかること
- 下関→門司港を船で移動するモデルコース
- 門司港→めかり→下関と散策していくモデルコース
- ドライブで訪れたい門司港・下関の観光スポット
※特記のない写真はすべて筆者撮影のものです
門司港・下関旅行|半日でめぐる充実のモデルコース2つ

この記事では、実際にこれまで幾度となく門司港と下関を訪れてきた筆者がおすすめする下関スタート・門司港スタートの2つの半日モデルコースをご提案していきます。
海鮮グルメを楽しむモデルコース 下関→門司港
1つ目は、山口県の下関駅をスタート地点とし、唐戸市場やカモンワーフなどで海鮮グルメを楽しんだあと、関門連絡船で関門海峡を渡り、門司港レトロ地区を散策していくモデルコースです!
- 10:00
JR下関駅に到着 - 11:00
唐戸市場・カモンワーフでランチ - 13:00
関門連絡船に乗って門司港へ - 門司港レトロ地区を散策
- 16:00
JR門司港駅から帰路に
JR下関駅
まずは、本州側の玄関駅といえる下関駅まで向かいましょう。駅舎ですが、2014年にバリアフリー対応などの改良が施されています。
また、JR下関駅ビル1・2階にはショッピングセンター「リピエ」があり、ココカラファインや吉野家など、さまざまなショップ・テナントが入っています。
周辺には、シーモール下関があり、大丸下関店に銀行ATM、携帯ショップ、飲食店も多数入っていますが、下関グルメといえば「ふぐ料理」ですので、お昼時には下関エリアに点在するふぐ専門店や唐戸市場、カモンワーフを訪れて、海の幸をいただきたいところです。
ちなみに、下関ではふぐのことを、ふくと表記していたりしますので、ご参考までに。
唐戸市場
唐戸市場では、市場食堂があり、新鮮な魚介類をいただけます。
※以下は2026年8月時点の期間限定情報です。
また、唐戸市場では、金土日祝日限定のグルメイベント「活きいき馬関街」が開催されていて、「寿司バトル」が展開されていますので、週末の午前中のなるべく早い時間帯に行かれることをおすすめします(金・土=8:00~15:00 日・祝=7:00~15:00)。
令和8年8月1日より「唐戸浜焼きバーベキュー」が姉妹都市広場(唐戸市場臨時駐車場横)にてスタートしています(令和9年1月31日まで 営業時間10:00~21:00)。
全15ブースのバーベキュースペースが用意されていて、食材をその場で購入するか、唐戸市場で購入した食材に限り持ち込み可能です。
なお、雨天・荒天時のほか、8月12日~14日、22日、23日、10月31日、11月1日、12月31日~令和9年1月3日は利用不可となっています。
カモンワーフ
ふぐ料理店のほか、回転寿司店、海鮮丼をいただけるお店などが入っているほか、お土産店も複数あります。また、外貨両替機も設置しています。
※以下は2026年8月時点の期間限定情報です。
2026年8月・9月の毎週土曜日、海峡ファンファーレという夜間イベントが実施されており、ライブやダンスのパフォーマンス、打ち上げ花火が見られます。
夕方前から夜にかけての半日旅行なら、花火鑑賞を旅行のフィナーレにするのもよさげです。
関門連絡船
福岡県の門司港と山口県の下関をわずか5分で航行できる連絡船で、関門汽船株式会社が運航しています。
日中は1時間あたり3便、20分間隔で出航しています。
運賃は大人片道400円・小人片道200円。わずか5分ほどの船旅ですが、関門橋や関門海峡を行き交う船を眺められ、単なる移動手段ではなく観光そのものとして楽しめます。
関門汽船では関門海峡クルージングや門司港レトロクルーズ、周遊観光チャーター船も用意。旅行計画を立てる際に組み込むと、充実した半日旅行になりえます。
動画は門司港から乗り込むパターンとなっていますので、ご参考までに…
関門海峡クルージング(土曜日13:00~のみ)
門司港レトロ地区のブルーウィングもじの可動橋が跳ね上がるタイミングで出港し、船は関門海峡に。関門橋はもちろん、下関側にある赤間神宮、宮本武蔵と佐々木小次郎が対決したと語り継がれている巌流島などを眺めつつ、クルージングを楽しむことができます。
出発地:門司港ホテル横の門司港レトロ内桟橋
出航時間:土曜日の13:00
帰港時間:13:40(約40分の遊覧)
旅客不定期航路のため、旅行日が決まったら事前に運航状況をご確認ください。
門司港レトロクルーズ(不定期)
海の上から門司港側の街並みを眺めることができ、デイクルーズとナイトクルーズがあります。
出発地:門司港ホテル横の門司港レトロ内桟橋
出航時間:11:00(デイクルーズ 土日は10:00)
帰港時間:11:20(約20分の遊覧)
ナイトクルーズ:日没後(約20分の遊覧)
門司港レトロクルーズは、旅客不定期航路という取り扱いになっているとのことで、旅行予定日の運航の有無については、事前にお問い合わせくださいとのことです。
そのほか、夜景観賞定期クルーズや巌流島連絡船も就航しています。
門司港レトロ地区

ブルーウィングもじ(跳ね橋・可動橋)、海峡プラザ、プレミアホテル門司港がある門司港レトロを中心に、旧門司三井倶楽部、旧大阪商船、旧門司税関、北九州市大連友好記念館などレトロな街並みを散策することができます。
また、31階・地上103mという高いところから門司港・関門海峡・下関エリアと遠くまで一望できる門司港レトロ展望室は、大人600円(北九州市内居住者は400円)、小中学生300円とかなり良心的な価格で入場できますので、筆者がイチオシする観光スポットです。
門司港レトロ地区の25の観光スポットをご紹介した記事はこちらです!
門司港レトロ観光|車なしで行けるスポット25選!博多から特急最安値で行けるきっぷも解説!
門司港レトロ地区を満喫したあとは、JR門司港駅から列車に乗り、小倉駅まで。小倉駅から新幹線や在来線特急に乗り込み、博多方面へと帰路につくことになります。
博多方面から向かう場合は、博多~小倉間を新幹線で移動すると現地で使える時間を確保しやすくなります。遠方から訪れる方は、旅行日が決まったら新幹線・特急の料金や空席も確認しておきましょう。
門司港駅からの運行本数には限りがありますので、タイミングによっては列車が発車するまで、かなり待たされたりすることもありえます。
帰りの列車の時刻を旅程表に明記して、計画的でムダのない旅行を心がけましょう。
おみやげは次の施設で購入できます!
下関…唐戸市場・カモンワーフ
門司港…海峡プラザ・門司港駅構内にあるファミリーマート
徒歩で散策を楽しむモデルコース 門司港→めかり→下関
このコースは門司港レトロ地区から和布刈・関門トンネルまで徒歩移動が多めです。歩きやすい靴で訪れ、暑い時期や小さなお子さま連れの場合は、バスや門司港レトロ観光列車「潮風号」も組み合わせると無理なく回れます。
2つ目は、門司港駅スタートで門司港グルメを楽しんだあと、散策しながら観光スポットを巡り、関門トンネル人道を歩いて山口県に上陸するモデルコースです!
- 11:00
JR門司港駅に到着 - 門司港駅周辺でランチ
- 12:00
九州鉄道記念館 - 13:00
門司電気通信レトロ館 - ノーフォーク広場
- 14:00
和布刈神社 - 関門トンネル人道で下関へ
- 15:00
みもすそ川公園で記念撮影
JR門司港駅
JR門司港駅は、1914年に建てられ、駅舎としては日本ではじめての国指定重要文化財となりました。長期に渡る復原工事を経て、今でもまるで大正時代にタイムスリップしたかのような佇まいを目の当たりにできます。
そんな重厚な駅舎内にはスターバックスコーヒーがあり、こちらも駅舎に合わせたレトロな雰囲気となっています。
他店ではまず見かけることのないスターバックス歴代のロゴマークが描かれた列車のヘッドマークのオブジェは、必見です!
門司港駅周辺でランチ
門司港エリアの名物グルメとなっている焼きカレーのお店が駅周辺に点在しているほか、旧門司三井倶楽部にある和洋レストラン 三井倶楽部に、海峡プラザにも飲食店が多数入っていますので、事前にお店をリサーチして、気になったところに入られるといいでしょう。
九州鉄道記念館

鉄道ファンは必見!
近代化産業遺産・国登録有形文化財・日本遺産に認定・登録されている九州エリアの鉄道の博物館で、門司港駅前にあります。
常設展示のほか、企画展示、運転シミュレーターなどさまざまなコンテンツがあり、売店 ショップ ゼロマイルでは、来館記念になるグッズなどが販売されています。
例年、10月14日の「鉄道の日」にちなんだイベントが秋に開催されていますので、公式サイトやプレスリリースなどで情報をご確認いただけますと幸いです。
九州鉄道記念館についてはこちらの記事も役立つと思います!
九州鉄道記念館レビュー!九州の「鉄道の日」関連のイベントも交えご紹介!
門司電気通信レトロ館

入場無料で楽しめるNTT西日本の博物館で、電話の歴史を知り、歴代機種を見ることができます(建物の1階部分)。
レトロな公衆電話からテレビ電話、草創期の携帯電話まで展示されており、懐かしさを感じる方もいるかもしれません。
ノーフォーク広場

和布刈神社に向かう途中にある広場で、北九州市の姉妹都市 アメリカ バージニア州 ノーフォーク市にちなんだスポットです。
写真のように大きな錨(いかり)のモニュメントがあり、休憩場所として、また、記念撮影場所としてもおすすめです。
広場に向かう前には、ミニストップが途中にありますので、そこで飲み物などを入手可能です(ゴミは持ち帰るようにしましょう)。
和布刈神社

福岡、いえ、九州最北端のパワースポットといえ、月の女神 瀬織津姫を祀っている神社です。
拝殿の奥には、恵美須社と早鞆稲荷、猿田彦大神も鎮座していますので、合わせて参拝してみてください。
和布刈神社についてはこちらの記事でもご紹介しています!
福岡パワースポット33選【2026年最強】開運三社参りから金運・縁結びまで地元ライターが厳選
関門トンネル人道

和布刈神社そばにあり、九州から唯一、本州へ徒歩で渡ることができる海底トンネルです。
関門トンネル人道は6:00~22:00まで通行でき、歩行者は無料。自転車・原付は20円で、トンネル内では押して通行します。
利用者が少ない時間帯もあるようですが、筆者が渡ったときは、観光客や地元民とすれ違い、ランニングをしている方もいました。
下関側から見た関門海峡は、門司港側から見る景色とは異なり、海(人道)を渡ってでも眺める価値があります。
みもすそ川公園(壇之浦古戦場跡)

下関側の関門トンネル人道を出てスグのところにある公園で、長州砲の模型の展示や、壇ノ浦で戦った源義経と平知盛の像があり、山口県上陸の記念に、ここで家族写真や集合写真を撮るのもおすすめです。
モデルコースはここで終了となりますが、再びトンネルを通って西鉄バスでJR門司港駅まで戻るか、サンデン交通のバスで唐戸市場・カモンワーフに立ち寄って、JR下関駅まで移動して帰路につくのもいいでしょう。
西鉄バス停留所(関門トンネル門司港側)=関門トンネル人道口
サンデン交通停留所(関門トンネル下関側)=御裳川(公園の前にあり)
また、おみやげは次の施設で購入できます!
門司港…海峡プラザ・門司港駅構内にあるファミリーマート
めかり…和布刈神社社務所(お守りなどの授与品)
下関…唐戸市場・カモンワーフ
時間に余裕があれば車で足を延ばしたい絶景スポット
車で訪れる場合は、半日モデルコースとは別に、時間に余裕があれば以下の絶景スポットまで足を延ばすのもおすすめです。
車で訪れる場合は、半日モデルコースとは別に、時間に余裕があれば以下の絶景スポットまで足を延ばすのもおすすめです。特に角島大橋や毘沙ノ鼻まで向かう場合は移動距離が長くなるため、1日観光や1泊2日のドライブ旅行として計画すると回りやすくなります。
福岡・北九州からレンタカーを利用する予定なら、旅行日が決まった段階で空車状況や料金を確認しておくと安心です。
※希望する営業所や車種が見つからない場合は、複数社を比較できる「たびらいレンタカー」も確認できます。
なお、角島大橋などは門司港・唐戸エリアから距離があるため、1日観光や1泊2日の旅行向きです。
- めかりパーキングのぼり展望台
- 角島大橋
- 毘沙ノ鼻
めかりパーキングのぼり展望台
車で門司港・めかりエリアに向かうなら、2026年の春に、じゃらんニュース「絶景に癒やされるSA・PAランキング」で全国2位の絶景スポットに輝いた めかりパーキングエリアのぼり展望台 から関門橋・関門海峡の絶景を楽しむのをおすすめします。
また、めかりパーキングエリアでは、ふぐの唐揚げなどがのった関門海峡丼や、彩り野菜の焼きビーフカレーなどのご当地グルメも楽しめます。
めかりパーキングについてはこちらの記事でもご紹介しています!
北九州空港利用時の暇つぶしスポットをターミナル及び北九州市内の観光スポットも交え解説!
角島大橋

青くて広い海のなかに角島へと一直線につながっている長い橋を、高台の絶景ビュースポットなどから眺めることができます。
晴れた日や夕刻を狙って訪れると、SNS映えする写真を記録に残すことができるでしょう。
毘沙ノ鼻

日本海に面している本州で最も西に位置する岬で、展望広場から本州でいちばん最後に地平線へと落ちていく夕陽も見られます。
門司港・下関から関門海峡を楽しもう!
福岡からはザっと片道90分、往復3時間かかる門司港・下関エリアですが、レトロな空間や港町の雰囲気を楽しめたうえに、お腹も心も満たすことができます。また、半日の旅行ではもったいないと感じた方は、1泊2日などの宿泊旅行に変えてもいいでしょう。
門司港側で宿泊するなら、2026年7月にオープンしたBEB5門司港 by 星野リゾートも選択肢のひとつ。JR門司港駅から近く、門司港レトロ観光の拠点にしやすいため、翌朝からもう一度街歩きを楽しみたい方にも向いています。
▶ Yahoo!トラベルでBEB5門司港の宿泊プランを確認する
一方、下関側に泊まりたい方は、関門海峡周辺のホテルを候補にしてみましょう。2024年以降に開業した新しいホテルがありますので、ピックアップしておきます!
この記事を元にご家族やご友人などと一緒に、充実した門司港・下関旅の計画を立てていただければ、これ以上にうれしいことはありません!


