こんにちは。九州旅行完全ガイド(九旅ガイド/KKG)の編集部 所長「ケンジ」です。
宮崎県のえびの高原と鹿児島県の霧島神宮は、県境を越えて一緒に巡れる南九州を代表する秋のドライブスポットです。
ただし、「えびの高原と霧島神宮は同じ日に回れる?」「紅葉の見頃は同じ?」「火山規制があるけれど車で通れる?」と、実際にコースを組もうとすると迷うポイントも少なくありません。
特に注意したいのが、えびの高原と霧島神宮では標高が大きく異なり、紅葉のピークも同じではないことです。
そこでこの記事では、鹿児島空港方面からレンタカーで出発し、えびの高原→霧島温泉郷→霧島神宮を巡る日帰りドライブを基本に、旅行時期に合わせた回り方や2026年の道路規制、霧島温泉に1泊するアレンジまで紹介します。
この記事を読んでわかること
- えびの高原と霧島神宮を日帰りで巡るおすすめルート
- 10月下旬~11月下旬の時期別おすすめスポット
- 2026年に注意したい県道1号の道路・火山規制
- 日帰りと霧島温泉1泊のどちらが向いているか
2026年は道路情報を必ず確認してください
2026年9月時点、えびの高原・硫黄山周辺の県道1号では火山ガスによる通行規制が続いています。日時を限定した暫定開放が行われる場合もありますが、火山活動や天候によって状況が変わります。
この記事のモデルコースを利用する場合も、旅行直前に宮崎県道路情報・火山情報を確認し、通行できない場合は無理に予定どおり走らないでください。
霧島・えびの高原紅葉ドライブモデルコース|日帰りで巡るおすすめルート
今回の基本コースは、午前中に標高の高いえびの高原を楽しみ、昼頃に霧島温泉郷へ。午後から霧島神宮を参拝する流れです。
ただし、すべての場所が同じ日に紅葉のピークになるわけではありません。まずは旅行する時期によって「どこを主役にするか」を決めてから、滞在時間を調整しましょう。

えびの高原と霧島神宮は紅葉の見頃が違う
霧島・えびのエリアの紅葉ドライブで、最初に知っておきたいのが標高差による見頃のズレです。

標高約1,200mのえびの高原では秋の訪れが早く、例年10月下旬~11月上旬頃に紅葉を楽しみやすくなります。
一方、霧島温泉郷は例年11月中旬頃、霧島神宮は11月下旬~12月上旬頃が紅葉の目安です。
| 時期 | 主役にしたい場所 | おすすめの楽しみ方 |
|---|---|---|
| 10月下旬 | えびの高原 | 高原・火口湖周辺の紅葉を中心に楽しむ |
| 11月上旬 | えびの高原・高千穂河原周辺 | 標高の高いエリアを中心に巡る |
| 11月中旬 | 霧島温泉郷 | 紅葉ドライブと温泉を組み合わせる |
| 11月下旬 | 霧島神宮・霧島神話の里公園 | 霧島側を中心にゆっくり巡る |
そのため、「えびの高原も霧島神宮も両方が紅葉ピークの日」を探す必要はありません。
10月下旬ならえびの高原、11月下旬なら霧島神宮というように、訪れる時期に合わせて主役を変えるのが、このドライブコースを楽しむポイントです。

鹿児島空港からレンタカーでえびの高原へ
遠方から霧島・えびの高原を巡るなら、鹿児島空港でレンタカーを借りて出発する方法が便利です。
霧島神宮や霧島温泉郷には公共交通でもアクセスできますが、えびの高原まで含めて複数スポットを1日で巡る場合は、時刻表に縛られない車のほうが予定を組みやすくなります。
紅葉ピークの週末や連休はレンタカーの予約が集中することもあるため、航空券や宿泊先が決まったら、車も早めに確保しておくと安心です。
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なお、えびの高原へ向かう道路は火山活動の影響で規制されることがあります。ナビの案内だけを頼りにせず、当日の道路情報も確認してから出発してください。
午前中はえびの高原|紅葉ドライブなら1時間程度から楽しめる
午前中のメインスポットは、宮崎県えびの市のえびの高原です。
霧島連山に囲まれた標高約1,200mの高原で、秋にはカエデやナナカマドなどが色づきます。火口湖と紅葉を一緒に眺められるのも、えびの高原ならではの魅力です。
ただし、今回の記事は登山・ハイキングコースではなく紅葉ドライブのモデルコースです。
そのため基本プランでは、えびのエコミュージアムセンター周辺や高原の景色を楽しみ、短めの散策をして60~90分程度で次へ向かう予定にしておくと動きやすいでしょう。
えびの高原の詳しい紅葉スポットや見頃、駐車場、アクセスについてはこちらの記事でまとめています。
えびの高原の紅葉2026|見頃・絶景・駐車場・アクセス完全ガイド
六観音御池まで池巡りをするなら2時間以上確保しよう
えびの高原で特に人気の紅葉スポットが、六観音御池などを巡る池巡り自然探勝路です。
六観音御池では、条件が良ければ色づいた木々と青い湖面、韓国岳を一緒に眺めることができます。
ただし、池巡りコースは全長約5.5km・所要約2時間のハイキングコースです。

「えびの高原だからついでに30分ほど歩けば六観音御池まで行ける」という感覚で予定に入れると、その後のスケジュールがかなり厳しくなります。
六観音御池を優先するならスポットを減らそう
池巡りの紅葉をしっかり楽しみたい場合は、えびの高原に2時間以上確保し、丸尾周辺や霧島神話の里公園などを省くのがおすすめです。
えびの高原+霧島神宮の2大スポットに絞るだけでも、十分に満足できる紅葉ドライブになります。
逆に、長い距離を歩きたくない場合は無理に池巡りをせず、車道沿いから見られる不動池などを含めて高原ドライブを楽しむ方法もあります。
昼は霧島温泉郷へ|ランチと休憩をまとめて取ろう
えびの高原を出発したら、霧島温泉郷・丸尾方面へ向かいます。
霧島温泉郷は紅葉ドライブの目的地であると同時に、昼食と休憩をまとめて取れる中継地点として便利です。
例年11月中旬頃には温泉街周辺も色づき、山の紅葉と温泉地らしい景色を楽しめます。
日帰りモデルコースなら、昼食や買い物、休憩を含めて60~90分ほど確保しておきましょう。
日帰り温泉までしっかり楽しむ場合は、後半の霧島神宮到着が遅くならないよう、時間に余裕がある日に限定するのがおすすめです。
丸尾滝は時間と交通状況を見て立ち寄る
霧島温泉郷から霧島神宮方面へ向かう国道223号沿いには、丸尾滝があります。
周辺の温泉水を集めて流れる珍しい滝で、秋には紅葉と滝を一緒に楽しめる景勝地です。
ただし、丸尾滝には専用駐車場がありません。
そのため今回のモデルコースでは、「絶対に車を停めて観光するスポット」ではなく、当日の道路状況や駐車環境を見ながら楽しむ立ち寄り候補とします。
停車場所を探すために周辺を何度も回ったり、道路脇へ無理に車を停めたりするのは避けましょう。
午後は霧島神宮へ|参拝と紅葉をゆっくり楽しむ
午後のメインスポットが霧島神宮です。
朱塗りの社殿と紅葉の組み合わせが美しく、霧島エリアを代表する秋の観光スポットです。
参拝・境内散策・写真撮影を合わせて、60~90分程度みておくと余裕があります。
ただし、霧島神宮の紅葉は例年11月下旬~12月上旬頃が見頃の目安。その頃には、標高の高いえびの高原では紅葉のピークを過ぎている可能性があります。
11月下旬に訪れる場合は、えびの高原を「紅葉の主役」として考えず、霧島神宮や周辺の国道223号沿いの紅葉を中心にするのがおすすめです。
霧島神宮をはじめ、霧島エリアの紅葉スポットや見頃、混雑についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
霧島の紅葉2026|見頃・おすすめスポット・霧島神宮・混雑ガイド
時間があれば霧島神話の里公園へ
霧島神宮を参拝したあとも時間に余裕があれば、霧島神話の里公園を追加できます。
霧島神話の里公園は、標高の高い場所から霧島の山並みや錦江湾方面を眺められる展望スポットです。
紅葉は例年11月下旬頃が目安なので、特に霧島神宮を主役にする11月下旬のドライブと相性が良いでしょう。
一方、えびの高原で池巡りをした場合や、霧島神宮周辺が混雑して予定より遅くなった場合は、省略して問題ありません。
このモデルコースでは、追加スポットより「暗くなる前に山道を走り終えること」を優先してください。
霧島・えびの高原の日帰りモデルコース時間割
短めの散策を基本にした場合の、おおまかな日帰りスケジュールはこちらです。

| 時刻 | 場所・行動 | 滞在目安 |
|---|---|---|
| 8:00頃 | 鹿児島空港周辺を出発 | - |
| 9:00頃 | えびの高原 | 60~90分 |
| 10:30頃 | えびの高原を出発 | - |
| 11:15~11:30頃 | 霧島温泉郷・丸尾周辺 | 60~90分 |
| 13:00頃 | 霧島神宮方面へ出発 | - |
| 13:30頃 | 霧島神宮 | 60~90分 |
| 15:00頃 | 余裕があれば霧島神話の里公園など | 30~60分 |
| 16:00頃 | 帰路へ | - |
実際の移動時間は道路規制や渋滞、出発地点によって変わります。
特に紅葉ピークの土日祝は、上記より30分~1時間以上の余裕を見ておきましょう。
予定が遅れた場合は、霧島神話の里公園や丸尾滝などを省き、えびの高原・霧島神宮の2か所を優先するのがおすすめです。
ゆっくり巡りたいなら霧島温泉に1泊するのもおすすめ
日帰りでも回れるコースですが、紅葉や温泉をゆっくり楽しみたい場合は、霧島温泉郷に1泊するとかなり余裕が生まれます。
たとえば、
- 1日目:えびの高原→霧島温泉郷→温泉宿
- 2日目:霧島神宮→霧島神話の里公園や高千穂河原
と分ければ、えびの高原で池巡りを楽しんでも急ぐ必要がありません。
また、1日運転したあとに温泉で休めるので、翌朝から余裕を持って霧島神宮へ向かえるのもメリットです。
池巡り・温泉・霧島神宮を全部ゆっくり楽しみたいなら、日帰りより1泊2日のほうがおすすめです。
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霧島・えびの紅葉ドライブで知っておきたい道路・混雑・服装
霧島・えびの高原ドライブでは、紅葉の見頃だけでなく、道路規制や火山活動、標高差による気温の違いにも注意が必要です。
特に2026年は、えびの高原周辺の県道1号について旅行直前の確認を欠かさないようにしてください。

2026年は県道1号の火山ガス規制に注意
2026年9月時点、えびの高原・硫黄山周辺を通る県道1号では、火山ガスによる通行規制が続いています。
直近では、特定の土日に昼間のみ屋根付き自動車を対象とした暫定開放が行われていますが、「土日ならいつでも通れる」という意味ではありません。
火山ガス濃度や天候などによって開放されない場合もあります。
出発前に確認すること
- 宮崎県道路情報の通行規制
- 霧島山・硫黄山の火山情報
- 当日の暫定開放の有無
- 通行できる車両や時間帯
この記事公開後に状況が変わる可能性があるため、ナビアプリの表示だけではなく、必ず公的な道路情報も確認してください。
通行規制がある日はコース自体を変更しよう
道路規制によって予定していたルートが使えない場合は、無理に迂回してすべてのスポットを回ろうとしないことも重要です。
規制の場所や内容によっては、
- えびの高原だけを別日にする
- 霧島温泉郷・霧島神宮中心のドライブに変更する
- 出発方向を変更する
などの対応も検討しましょう。
特に山間部の迂回は、地図上では短く見えても時間がかかることがあります。
道路規制がある日に「予定していたから」という理由だけで無理に走る必要はありません。
紅葉ピークの土日祝は時間に余裕を持とう
えびの高原や霧島神宮は、紅葉の見頃と土日祝が重なると観光客が増えます。
日帰りで両方を巡る場合、駐車場待ちや道路渋滞が発生すると後半の予定に影響します。
週末は鹿児島空港などを7時台~遅くとも8時頃までに出発し、午前中の早い時間にえびの高原へ着くスケジュールがおすすめです。
また、夕方まで予定を詰め込まず、16時頃から帰路へ向かえる程度の余裕を持っておきましょう。
霧島・えびの高原ドライブはレンタカーが便利
えびの高原と霧島神宮は公共交通だけでも一部アクセスできますが、複数の観光スポットを同日に巡るには車のほうが便利です。
特に今回のように、
- えびの高原
- 霧島温泉郷
- 霧島神宮
を組み合わせる場合は、バスの乗り継ぎよりレンタカーのほうが時間を調整しやすくなります。
鹿児島空港から霧島神宮までは車で約40分、霧島温泉郷・丸尾周辺までは車で約30分が目安です。
鹿児島空港からえびの高原・霧島神宮を巡ると、山間部を含めて車で移動する時間が長くなります。レンタカー代だけでなく、給油や高速道路の支払いも含めてドライブ費用を考えておくと安心です。
ガソリン代やETCを少しでも抑えたい方は、コスモ・ザ・カード・オーパスのメリットもチェックしてみてください。
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九州外から旅行する方は、航空券・ホテルを別々に予約する場合と、航空券+ホテルのパックも比較してみてください。
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えびの高原と霧島神宮は気温差に注意
紅葉シーズンは、出発地点では暖かくても、えびの高原に着くと想像以上に寒く感じることがあります。
えびの高原は標高約1,200m。霧島神宮など標高の低い場所とは気温や体感温度が異なります。
特に10月下旬~11月の早朝は、
- 長袖
- 脱ぎ着できるアウター
- 冷え込む日は防寒小物
- 歩きやすく滑りにくい靴
を準備しておきましょう。
池巡りをする場合は舗装された観光地だけを歩く服装ではなく、歩きやすい靴と雨具も用意しておくと安心です。
雨・濃霧・火山情報によっては予定を変更しよう
山の紅葉ドライブでは、雨だけでなく濃霧にも注意が必要です。
視界が悪い状態で無理にえびの高原まで走っても、景色を十分に楽しめないうえ、運転の負担も増えます。
また、霧島山周辺では火山活動に応じて規制状況が変わる可能性があります。
天候や火山情報に不安がある日は、霧島温泉郷+霧島神宮中心の短縮コースへ変更するのもひとつの方法です。
子連れ・高齢者は池巡りを無理に入れなくてOK
えびの高原というと池巡りをしたくなりますが、家族全員が長い距離を歩けるとは限りません。
小さなお子さんや高齢者と一緒の場合は、短時間の散策と高原ドライブだけでも十分に秋の景色を楽しめます。
池巡りを省けば、霧島温泉での昼食や霧島神宮の参拝にも時間を取りやすくなります。
「全部見る」ことよりも、同行者が疲れすぎないスケジュールを優先しましょう。
霧島・えびの高原紅葉ドライブのよくある質問
えびの高原と霧島神宮は日帰りで回れますか?
車を利用し、朝から出発すれば日帰りで巡れます。ただし、えびの高原で池巡りを約2時間楽しむ場合や紅葉ピークの土日祝は、途中の立ち寄りスポットを減らしたほうが余裕があります。
えびの高原と霧島神宮の紅葉を同じ日に見られるのはいつ?
同じ日に紅葉を見ることはできますが、両方が同時に最盛期になるとは限りません。えびの高原は秋の進みが早く、霧島神宮は例年11月下旬~12月上旬頃が見頃の目安です。旅行時期に合わせて主役を変えましょう。
10月下旬ならどこを優先すればいい?
10月下旬なら、まずえびの高原を優先するのがおすすめです。霧島神宮周辺はまだ紅葉が本格化していない可能性があるため、参拝目的で立ち寄る程度に考えると予定を組みやすくなります。
11月下旬でもえびの高原へ行ったほうがいい?
えびの高原はすでに紅葉ピークを過ぎている可能性があります。紅葉を目的にするなら、霧島神宮や霧島神話の里公園、国道223号周辺など霧島側を中心にするほうがおすすめです。
六観音御池まで行くのにどれくらい必要?
六観音御池を含む池巡り自然探勝路は、全体で約5.5km・約2時間が目安です。写真撮影や休憩時間も考え、余裕を持った予定にしてください。
道路規制があってもえびの高原へ行けますか?
規制区間や開放状況によって変わります。2026年は火山ガスによる県道1号の規制が続いているため、旅行直前に宮崎県道路情報などで確認してください。通行できない場合は無理に迂回せず、霧島側中心のコースへ変更するのがおすすめです。
日帰りと1泊2日ならどちらがおすすめ?
短時間の散策を中心にするなら日帰りでも十分です。えびの高原の池巡り、霧島温泉、霧島神宮をすべてゆっくり楽しみたい場合は、霧島温泉に1泊するほうが余裕があります。
霧島・えびの高原紅葉ドライブモデルコース2026まとめ
霧島・えびの高原の紅葉を車で巡るなら、えびの高原→霧島温泉郷→霧島神宮を基本ルートにすると、日帰りでも楽しめます。
ただし、えびの高原と霧島神宮では紅葉の見頃が異なります。
10月下旬~11月上旬ならえびの高原、11月中旬なら霧島温泉郷、11月下旬なら霧島神宮というように、旅行時期によって主役を変えることが、この紅葉ドライブを成功させるポイントです。
また、2026年はえびの高原周辺で火山ガスによる道路規制が続いています。出発前には必ず最新の道路・火山情報を確認してください。
それぞれのスポットについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
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道路と天候に余裕を持ち、その日の紅葉状況に合わせた霧島・えびの高原ドライブを楽しんでください。
