九州新幹線や飛行機で鹿児島女ひとり旅へ……。
まるで演歌や映画のタイトルのようですが、個人的にはアリだと思います!
鹿児島には、鹿児島黒牛(黒毛和牛)・かごしま黒豚・黒さつま鶏という「3つの黒」があります。天文館でショッピングを楽しんだり、黒瀬杜氏のルーツを持つ焼酎を味わったりと、ひとりだからこそ自分のペースで楽しめる場所も豊富です。
「鹿児島は車なしでも観光できる?」「2泊3日でどこまで回れる?」と心配な方もいるかもしれませんが、鹿児島中央駅を拠点にすれば、市電・JR・徒歩を使って主要スポットを回れます。2025年にJR仙巌園駅が開業し、仙巌園へも以前よりアクセスしやすくなりました。
そこでこの記事では、日頃仕事などを頑張っている女性が、自分へのご褒美として鹿児島へ2泊3日の一人旅に出かけることを想定し、九州在住ライターが車なしのモデルコースをご提案します!
この記事でわかること
- 鹿児島を車なしで巡る2泊3日のモデルコース
- 鹿児島中央駅・鹿児島空港からの移動方法
- JR・市電・徒歩・タクシーの使い分けと所要時間
- 女性一人でも立ち寄りやすい鹿児島グルメ・焼酎・買い物スポット
「鹿児島女ひとり旅」車なしで巡る鹿児島観光2泊3日モデルコース
今回ご提案するモデルコースは、鹿児島中央駅と天文館を中心に、仙巌園まで足を延ばすプランです。現地での移動費と移動時間をできるだけ抑えつつ、観光・グルメ・焼酎・ショッピングを組み込みました。
市内中心部は市電と徒歩で移動し、仙巌園へはJRを利用します。無双蔵だけは駅から離れているため、JRとタクシーを組み合わせるのが現実的です。
城山ホテル鹿児島への宿泊や、砂むし温泉・長崎鼻・開聞岳・池田湖などを巡る指宿旅については、次の記事も参考にしてみてください。
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鹿児島中央駅への行き方

博多駅や熊本駅からは九州新幹線を利用します。博多駅から鹿児島中央駅までは最速1時間16分、熊本駅からは最速42分です。
飛行機を利用する場合は、鹿児島空港から鹿児島中央駅行きの空港連絡バスが便利です。南国交通と鹿児島交通が共同運行しており、直行便の所要時間は約38~40分。運賃は大人1,500円で、予約は必要ありません。
鹿児島中央駅周辺の降車場所は、東口側の鹿児島中央ターミナルです。今回宿泊するソラリア西鉄ホテル鹿児島は同じビル内にあり、到着後に大きな荷物を持って歩き回らずに済みます。道路状況によって遅れることがあるため、帰りは飛行機の出発時刻に十分な余裕を持たせましょう。
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車なし旅は、交通と宿を一緒に手配しておくとラクです。飛行機や新幹線の時間と宿泊先を組み合わせて、自分の予定に合うプランを比較して探してみましょう。
1日目|仙巌園・鹿児島黒牛・本格焼酎を楽しむ
- 14:00までにJR鹿児島中央駅へ到着
- ソラリア西鉄ホテル鹿児島に荷物を預ける
- 15:00ごろ 仙巌園
- ホテルにチェックイン・休憩
- 19:00 黒毛和牛のばくろ鹿児島本店
- 20:30ごろ 本格焼酎Bar礎
1日目は、ホテルに荷物を預けて身軽になってから仙巌園へ向かいます。JR鹿児島中央駅から仙巌園駅までは約10分なので、14時ごろの到着でも観光時間を取りやすいでしょう。ただし、日中の普通列車は1時間に1~2本程度の時間帯があります。出発前に往復の時刻を確認しておくとスムーズです。
ソラリア西鉄ホテル鹿児島
福岡の私鉄・バス企業である西鉄グループが手がけるホテルで、鹿児島中央駅の正面にあります。客室は8~14階にあり、独立型のバスルームを備えているため、観光後にゆっくり過ごしたい一人旅にも向いています。
フロントは鹿児島中央ターミナルビルの7階。1階には鹿児島空港連絡バスが発着する南国交通バスターミナルがあり、飛行機を利用する方にも便利です。駅から近く、荷物を置いてから観光へ出かけられることが、このホテルを拠点にする大きなメリットです。
仙巌園

仙巌園は、1658年に島津家19代当主・島津光久が築いた島津家の別邸です。雄大な桜島と錦江湾を庭園の景観に取り込んだ造りが特徴で、鹿児島らしい歴史と風景を一度に楽しめます。
2025年に開業したJR仙巌園駅を利用すれば、鹿児島中央駅から普通列車で約10分。駅から仙巌園までは徒歩約1分です。観光周遊バスを利用する方法もありますが、移動時間を抑えたい今回の車なし2泊3日旅ではJRが使いやすいでしょう。
開園は17時までで、最終入場は16時30分です。15時ごろに入園できれば見学できますが、園内をじっくり歩きたい方は鹿児島中央駅へもう少し早く到着する予定を組んでもよいと思います。
仙巌園への車なしアクセス
鹿児島中央駅→JR日豊本線の普通列車で仙巌園駅(約10分)→仙巌園まで徒歩約1分。運賃は大人片道240円が目安です。列車の本数が限られる時間帯があるため、JR九州の仙巌園駅時刻表で帰りの列車まで確認しておきましょう。
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桜島クルーズや街歩きツアーなど、車なしでも参加できる体験プランがあります。旅程にもう一つ体験を加えたい方は、開催日時と集合場所を確認して探してみてください。
黒毛和牛のばくろ鹿児島本店
1日目の夜は、鹿児島黒牛を味わいましょう。実は福岡に本店があるお店で、筆者も食べに行ったことがあり、間違いがないためチョイス!鹿児島本店は全席個室の掘りごたつ席なので、周囲を気にしすぎず食事を楽しみやすいのも魅力です。
ホテルからは、市電「鹿児島中央駅前」から2系統の郡元方面行きに乗り、「中洲通」で下車。電停から徒歩約3分です。乗車と徒歩を合わせ、10~15分ほどを見ておくとよいでしょう。夕食は事前にWebまたは電話で予約しておくと安心です。
本格焼酎Bar礎

鹿児島といえば、やはり焼酎です。最近はDAIYAMEや小鶴 the Bananaなど、香りを楽しみやすいものやフルーティーな銘柄も増えています。
鹿児島県内の全蔵元、1,600銘柄以上の焼酎を楽しめるバーが「礎」です。好みの香りや飲み方を伝えれば、自分に合う一本を探す手助けをしてもらえます。カウンター席があるため、一人で焼酎をじっくり味わいたい夜にもよいでしょう。
ばくろからは「中洲通」へ戻り、市電2系統の鹿児島駅前方面行きで「天文館通」まで移動し、電停から徒歩約2分。待ち時間を含めて15~20分ほど見ておくと安心です。夜遅くまで過ごす場合は、市電の最終時刻を確認し、間に合わなければタクシーでホテルへ戻りましょう。
個人的なおすすめは、黒瀬杜氏※のルーツを持つ焼酎です。焼酎が苦手な方はムリをせず、天文館で気になったカフェやバーへふらっと立ち寄ってみてくださいね。
※黒瀬集落(鹿児島県南さつま市)出身の焼酎造りの職人集団のこと
2日目|天文館・かごしま黒豚・焼酎蔵を巡る
- 10:00 ホテルを出発
- 10:30 センテラス天文館でショッピング・鹿児島市内を展望
- 11:30 黒豚料理あぢもりでランチ
- 13:00ごろ 天文館を出発
- 14:30ごろ さつま無双グループ 無双蔵
- 16:30~17:00ごろ 鹿児島中央駅へ戻りカフェタイム
- 18:00ごろ ホテルで休憩
- 19:00 目からうろこ
2日目の午前中は市電と徒歩で天文館を巡ります。午後の無双蔵は、今回のコースで唯一タクシーを組み込む区間です。JRの待ち時間とタクシーの手配を含め、天文館から片道1時間~1時間30分程度を見込んでおきましょう。
無双蔵へ行く日は先に交通手段を確認
無双蔵は公共交通だけでは行きにくい場所です。鹿児島中央駅からJR指宿枕崎線で坂之上駅へ向かい、駅からタクシーを利用します。帰りのタクシーも含めて事前に手配し、JRの時刻を確認しておきましょう。移動をゆったりさせたい場合は、無双蔵を省いて天文館と鹿児島中央駅周辺で過ごすプランでも構いません。
センテラス天文館
センテラス天文館は、天文館の中心にある複合施設です。ショップや飲食店のほか、鹿児島市立天文館図書館もあり、本を読みながらひと休みできます。
15階のスカイビューセンテラスからは、桜島や錦江湾、市街地を眺められます。ホテルからは、市電「鹿児島中央駅前」から「天文館通」まで約10~15分、電停から徒歩約1分です。
黒豚料理あぢもり
鹿児島の黒豚を味わえる名店です。センテラス天文館からは徒歩約5分なので、買い物や展望を楽しんだあとにそのまま向かえます。
女性一人のランチなら、黒豚ロースかつなどのとんかつメニューが選びやすいでしょう。名物の特選黒しゃぶは、ポン酢やごまだれではなくスープと卵でいただく独自のスタイルです。
一人で黒しゃぶを食べたい場合の注意点
公式案内では、昼の黒しゃぶは13時までの入店が必要で、しゃぶしゃぶの予約は2人から受け付けています。とんかつコーナーは予約を受け付けていません。女性一人で黒しゃぶを希望する場合は、利用できるか事前に店舗へ確認してください。
さつま無双グループ 無双蔵
乙女桜やさつま無双などの芋焼酎を製造しているメーカーで、無双蔵には売店があります。芋焼酎だけではなく、麦焼酎なども手がけている会社です。

ここでしか買えないお酒もあり、焼酎好きなら足を延ばしてみたい場所です。ただし、車なしの場合は「鹿児島中央駅からJRで坂之上駅へ移動し、駅からタクシー約10分」が現実的です。徒歩だけで向かうプランにはしないでください。
見学内容や実施日は変更されることがあります。蔵見学を目的にする場合は、営業日と見学可否を公式サイトまたは電話で確認してから向かいましょう。帰りは流しのタクシーを待つのではなく、あらかじめ迎車を相談しておくと移動しやすくなります。
🍶 鹿児島の焼酎を自宅でも楽しもう!
旅行前の予習や、旅行後のお取り寄せにも。鹿児島の本格芋焼酎や香りを楽しみやすい焼酎は、楽天市場でも探せます。
鹿児島中央駅へ戻ってカフェタイム
無双蔵から坂之上駅までタクシーで戻り、JR指宿枕崎線で鹿児島中央駅へ戻ります。接続によって到着時刻が変わるため、カフェの予約は入れず、駅に着いてから入りやすいお店を選ぶのがおすすめです。
一例は、さつまち鹿児島中央駅2階の「シアトルズベストコーヒー」。鹿児島中央駅の改札に近く、列車の待ち時間やホテルへ戻る前の休憩に使いやすいカフェです。コーヒーのほか、サンドイッチやケーキなども用意されています。
目からうろこ
2日目の夕食は、熟成魚や鹿児島の魚介を味わえる「目からうろこ」へ。カウンター席があり、一人で食事を楽しみたい方にも選びやすいお店です。自家製レモングラス塩で味わう熟成魚や日本酒などが紹介されています。
鹿児島中央駅から徒歩約5分なので、ホテルからも歩いて向かえます。市電に乗るほどの距離ではなく、荷物をホテルに置いて身軽に出かけられるのがうれしいところ。夜の一人歩きが気になる場合や天候が悪い場合は、短距離でもタクシーを利用しましょう。
3日目|黒さつま鶏と鹿児島みやげで旅を締めくくる
- ホテルをチェックアウト
- 11:30 みやま本舗 鹿児島中央駅店で黒さつま鶏を味わう
- 13:00 さつまち鹿児島中央駅 みやげ横丁でおみやげを購入
- 14:00以降 九州新幹線または空港連絡バスで帰路につく
3日目は鹿児島中央駅周辺だけで過ごすため、車なしでも慌てずに動けます。大きな荷物はホテルで預かってもらい、ランチと買い物を済ませてから受け取る流れにするとラクです。
みやま本舗 鹿児島中央駅店
このお店で取り扱っている鶏肉は、地鶏「黒さつま鶏」。鹿児島というと黒豚のイメージが強いかもしれませんが、旅の最後は鹿児島の「3つの黒」の一つである黒さつま鶏を味わいましょう。
場所はAMU WE2階で、JR鹿児島中央駅から徒歩約1分。カウンター席があり、ランチ営業もしているため、一人旅の最終日に組み込みやすいお店です。
さつまち鹿児島中央駅 みやげ横丁
鹿児島中央駅に直結する「さつまち鹿児島中央駅」のみやげ横丁で、おみやげを購入して旅を締めくくりましょう!
さつま揚げ、かるかん、かすたどん、知覧茶、黒糖菓子、焼酎など、鹿児島らしい品を駅でまとめて探せます。基本の営業時間は9時から20時ですが、店舗によって異なります。
鹿児島中央駅から鹿児島空港へ
飛行機で帰る場合は、ホテルと同じ鹿児島中央ターミナルビル1階から空港連絡バスに乗車できます。鹿児島中央駅から鹿児島空港まで、直行便で約40分、運賃は大人1,500円です。
バスは予約制ではなく、満席時に乗車できない場合や、渋滞で遅れる場合があります。飛行機の出発時刻から逆算し、1本遅れても困らないくらいの余裕を持って乗り場へ向かいましょう。
クールでブラックな大人の女性の鹿児島一人旅を!
自分へのご褒美旅ということで、グルメに焼酎、ショッピングを楽しみ、夜はホテルでゆっくり過ごせるモデルコースにしました。
鹿児島市中心部は、市電・JR・徒歩を組み合わせれば車なしでも観光できます。鹿児島中央駅を拠点にすると、空港との往復、仙巌園、天文館、駅周辺のグルメや買い物を一つの旅程にまとめやすいです。
鹿児島は車なしでも観光できる?
鹿児島中央駅・天文館・仙巌園を中心にするなら、車なしでも観光できます。鹿児島中央駅から天文館は市電、仙巌園はJR、駅周辺は徒歩で移動可能です。
一方、郊外にある無双蔵は駅から距離があるため、JRとタクシーを組み合わせます。「市内は公共交通、郊外の1区間だけタクシー」と使い分けることが、車なし旅を無理なく楽しむコツです。
鹿児島観光は2泊3日で足りる?何泊がおすすめ?
鹿児島市内を中心に、仙巌園・天文館・鹿児島グルメを楽しむなら2泊3日で無理なく回れます。1泊2日でも主要スポットは巡れますが、移動時間を気にしながら駆け足になりやすいため、ご褒美旅なら2泊3日がおすすめです。
指宿の砂むし温泉や知覧、霧島まで一緒に巡りたい場合は、3泊4日以上にするか、鹿児島市内と別の旅行に分けた方がゆったり楽しめます。
女性一人旅で夜に気をつけたいこと
夜の予定は、駅や市電の電停から近い店を選び、帰りの交通手段まで決めておきましょう。本格焼酎Bar礎で遅くまで過ごす場合は、市電の最終時刻を確認し、間に合わなければタクシーを利用します。
また、一人でお酒を楽しむときは飲みすぎず、翌日の予定に響かない範囲で。ホテルの住所と連絡先をスマートフォンに保存し、モバイルバッテリーも携帯しておくと移動時に困りにくくなります。
まとめ|鹿児島女ひとり旅は車なし2泊3日でも楽しめる
鹿児島を訪れたなら、鹿児島黒牛・かごしま黒豚・黒さつま鶏という「3つの黒」と、黒瀬杜氏のルーツを持つ焼酎をぜひ味わってみてください。
仙巌園へは新しいJR仙巌園駅、天文館へは市電、無双蔵へはJRとタクシーというように交通手段を使い分ければ、レンタカーがなくても旅程を組めます。自分のペースで観光と食事を楽しみながら、ブラックでかっこいいオトナの鹿児島女ひとり旅を実現していただければと思います!
🛡️ 女性一人旅だからこそ、旅行保険も確認を
一人旅は、トラブルが起きたときに近くの人を頼りにくいことがあります。クレジットカード付帯保険の補償内容も含め、出発前に確認しておきましょう。

