CHAPTER 03 / 旧門司税関
第3章|港を支えた宝物
三枚目の絵はがきに描かれていたのは、赤レンガの建物。その裏には、石炭、米、麦、硫黄の伝票と、見慣れない印が並ぶ。
そのそばには、祖父らしい走り書きがあった。
「記録はばらばらになった。でも、正しい順序は必ず一つだけだ」
訪ねた先は旧門司税関。あなたは、かつてこの街で扱われた貨物を思い浮かべながら、四つの手がかりを頼りに台帳を復元することにした。

祖父の残した小さな冒険が、門司港の歴史を結んでいく。
三枚目の絵はがきに描かれていたのは、赤レンガの建物。その裏には、石炭、米、麦、硫黄の伝票と、見慣れない印が並ぶ。
そのそばには、祖父らしい走り書きがあった。
訪ねた先は旧門司税関。あなたは、かつてこの街で扱われた貨物を思い浮かべながら、四つの手がかりを頼りに台帳を復元することにした。

四枚の伝票と四つの印。順序が分かれば、忘れられた言葉が見つかる。
駅、港、船、貿易。これまで謎を解いてきた場所が、少しずつ一本の線でつながっていく。
外に出たところで、小さな声がした。「ねえ、これ、落としたよ!」 小学生くらいの子どもが、絵はがきを差し出している。手元には三枚とも残っている。これは――四枚目だ。
「次で最後だからねー!」 子どもは笑って、走り去っていった。
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