FINAL CHAPTER / 喫茶店に戻って
最終章|4枚の絵はがきの秘密
マスターが差し出した木箱には、五文字の鍵がついている。祖父は「全部で五つの謎を残した」と言っていたらしい。しかし、手元にあるのは四枚の絵はがきだけだった。
あなたはテーブルに絵はがきを並べた。最初に見つけた頃から、何度も手にした四枚だ。
木箱の蓋には、祖父の字で短い言葉が刻まれていた。
街の時間を、古い順に
① ②
③ ④
ひかりのあたるばしょ
① ②
③ ④
ひかりのあたるばしょ
四枚をあらためて手に取り、静かに並べ始めた。