2015年あたりから徐々に、ウェーブが大きくなりはじめ、福岡でもグランピング施設が各地で見られるようになったグランピング。
グランピングブームは、収束しつつあるとの声も聞こえてきますが、筆者的にはどんどん進化して、かたちを変え、新しい波が次々とくるのではと思っています。
そこで今回は、「志賀島でグランピングは可能かどうか」や福岡市及び近郊のグランピング施設について、福岡市在住ライターがまとめていきます。
グランピングとは？
一般社団法人 日本グランピング協会によると、
「グランピング」とは、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称
一般社団法人 日本グランピング協会
と定義されています。
志賀島でグランピングは可能？
志賀島には、グランピング施設はありません。
ただし、志賀島から車で15分ほどの場所に、グランピング施設があります。それが『泊まれる公園 INN THE PARK 福岡』です。
泊まれる公園 INN THE PARK 福岡は、「パーク・ツーリズム」をテーマとした海の中道海浜公園の『光と風の広場』内に設置されており、
- シー・ドラグーン（アスレチックタワー）
- ドッグラン
も併設されています。
光と風の広場で滞在を楽しむのはもちろん、海の中道海浜公園や夏の時期はサンシャインプール、マリンワールド海の中道、車やレンタサイクルで西戸崎や志賀島に出かけることも可能です。
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志賀島の入り口につながる一本道（道切）は、2025年春に無電柱化が完了して、見晴らしが最高なロケーションとなったほか、九州のモンサンミッシェルと呼ばれているエリアです。
金印公園や、志賀海神社、舞能ノ浜（まいわざのはま）など魅力的なスポットもありますので、安全運転でドライブ・サイクリングを！
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福岡市及び近郊のグランピング施設8選
福岡市及び近郊だけでも、実は8つのグランピング施設があります。
- INN THE PARK 福岡（福岡市）
- Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA（福岡市）
- 唐泊VILLAGE（福岡市）
- モンベル五ケ山ベースキャンプ（那珂川市）
- グランピング五感（那珂川市）
- Itoshima SDGs Village 地球 MIRAI（糸島市）
- グランピング福岡 ぶどうの樹 ～海風と波の音～（福津市）
- グランドーム福岡ふくつ（福津市）
各施設、コンセプトや特長がどうなっているのか、順に解説していきます。
1．INN THE PARK 福岡（福岡市）
「泊まれる公園」というコンセプトで、博多湾景や、夜の海の中道海浜公園を楽しめるグランピング施設です。運営は隣接するホテル「THE LUIGANS Spa & Resort」と同じ会社となっています（2025年6月より）。
350ヘクタールという広大な敷地を有する海の中道海浜公園の中、光と風の広場内にあり、
- 球体テント（大人3名）
- キャビン（大人2名）
- テラスハウス（大人4名）
- キャンプサイト（大人6名）
に宿泊可能です。
2．Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA（福岡市）
「然りとて還る。（さりとてかえる。）」をコンセプトとした、ABURAYAMA FUKUOKA内にあるグランピング施設です。標高597mの油山にあり、高い場所から福岡市を一望できます。
１棟貸しのプライベートヴィラ、コテージ、アウトドアブランドのスノーピークがYAKEI SUITEのために開発したという特別仕様のテント『LAND CAVE』に宿泊することができます。
3．唐泊VILLAGE（福岡市）
唐泊VILLAGEは、「秘境にある卑怯なキャンプ場」という強烈なパワーワードをコンセプトとしているようです。
玄界灘を一望でき、プライベートビーチを持っているだけではなく、飲み物はオールインクルーシブのようで、宿泊者全員が飲み放題の「ティピバー」完備のグランピング施設となっています。
キャンプ道具を持ち込んでの宿泊や、キャンプに必要な道具をすべて貸し出してくれる手ぶらテントプラン、手ぶらインスタントハウスも用意しています。バーベキュ・サウナは、日帰りの利用も可能なのだとか。
4．モンベル五ケ山ベースキャンプ（那珂川市）
福岡のベッドタウン那珂川市にあるモンベル 五ケ山（ごかやま）ベースキャンプは、五ケ山ダムの湖畔や脊振山系を一望できる「モンベルが手がけるキャンプ場」です。
ウォールテンテッドキャンプサイト（画像）や、デッキと電源付きのオートサイト、電源付きのオートサイトなどがあり、クライミング・チャレンジやレンタサイクルといったアクティビティも楽しめます。
5．グランピング五感（那珂川市）
グランピング五感は、ドーム型テント、ログハウスに宿泊できるグランピング施設で、天然地下水の浴場と水風呂、セルフロウリュサウナも楽しめます。
本来、車やレンタカーが必要なロケーションですが、博多南駅から無料送迎してくれますので、運転できない方や福岡旅行に来た方でも安心です。なお博多南駅へは、JR博多駅から新幹線に乗ります（片道330円）。
6．Itoshima SDGs Village 地球 MIRAI（糸島市）
福岡屈指の人気観光地である糸島にもグランピング施設があり、Itoshima SDGs Village 地球 MIRAIは「絶景グランピング 世界に一つだけのオーシャンリゾート」をコンセプトとしているようです。
ドームテント、空中テント、キャンピングカー（5名以上の利用の場合はヘリオスドームテントも用意）に宿泊できます。
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7．グランピング福岡 ぶどうの樹 ～海風と波の音～（福津市）
「福岡市内から最も近いサンセットビーチリゾート」グランピング福岡 ぶどうの樹 ～海風と波の音～では、コテージや居住型テント、キャンピングカーに宿泊可能です。
福間海岸が目の前にあり、夕方・朝のビーチを楽しむことができます。
8．グランドーム福岡ふくつ（福津市）
「玄界灘が眼前に広がるオーシャンフロントグランピング」グランドーム福岡ふくつは、プライベートサウナ付きルームや最大12名で泊まれるお部屋など全7タイプのグランピングテントに宿泊することができます。
ジェラート＆ソルベ ビュッフェやピザの手作り体験、燻製体験などの食のアクティビティもおもしろそうですので、ぜひ！
福岡×グランピングを楽しもう！
自然と触れ合うことができ、非日常が味わえるグランピング。ホテルや旅館では見つけられない、新しい気づきが多そうです。
どの施設もおすすめですので、まだ、グランピング未開拓の方は気になった施設にぜひ、ステイしてみてくださいね！
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