【JR九州】或る列車の座席おすすめ！現在どこからどこまで運行？由布院観光情報も交え解説！

JR九州の豪華列車といえば『ななつ星in九州』を思い浮かべる方が多いと思いますが、ななつ星in九州の次にラグジュアリーな空間という位置づけとなっている特別な列車が今回の記事のテーマ『或る列車』です。

ゴールドのボディにブラックのエンブレム。2025年8月8日にデビュー10周年を迎える『或る列車』の豪華な外観を博多駅などで運良く至近距離から見たことがありますが、車両内は残念ながら私も未開拓です…

この記事では、或る列車に乗車する場合のおすすめ座席、現在どこからどこまで運行しているのか、コンセプトや由布院駅周辺の観光スポットやおすすめ旅館も交え、福岡市在住ライターがご紹介していきます。

或る列車の座席おすすめ

或る列車の座席は、1号車と2号車で仕様・デザインが異なります。また何人のグループで利用するかによっても選ぶべき列車・席が変わってきますので、事前にチェックしていきましょう！

1号車

水戸岡鋭治氏とドーンデザイン研究所が設計・デザインを手がけた或る列車も、九州のさまざまなD＆S列車などと同様、あらゆる箇所に木がつかわれた豪華な内装となっています。

ライトトーンの明るい内装は、まるでパーティー会場にいるかのような雰囲気。私たちを華やかな気持ちにしてくれそうです。

1号車は2名、4名のテーブルで構成されており、2人～6名でのグループで予約するときに、おすすめしたい座席です。

2号車

1号車とは打って変わって、2号車はダークで落ち着いた雰囲気。個室仕様となっています。

ご夫婦、大切な人と鉄道旅に出るときに、おすすめしたい座席です。

或る列車の運行区間（現在どこからどこまで）は博多－由布院

由布院は、別府にも近いエリアですが、博多から向かう場合の路線が異なります。

博多駅から別府・大分駅に向かう場合の特急は小倉まで北上し、そのあと海沿いを南下していく日豊本線を通過していくのですが、或る列車は、久留米駅から大分駅までを結ぶ久大本線で由布院駅まで向かいます。

或る列車は現在、鹿児島本線と久大本線を通過していく特別な列車で、1日2便（1往復）です。

午前便

午後便

運行時刻は変わることがありえますので、公式サイト等で確認するようにしてください。

運行日は土日月

詳細は、公式サイトの運行カレンダーを見ていただきたいのですが、土日月限定の運行となっています。お盆の前後・年末年始の前後は運休となるようです。

或る列車を一目見たい方も基本、土日月の発着時刻に合わせて駅ホームに滞在しておくと、遭遇することができますよ！

コース料理付き！

約3時間の鉄道旅のメインは、やはりお料理です。東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフである成澤由浩氏がプロデュースした極上の食を、列車内で楽しめます。前菜からミニスイーツまでぜひ、移り行く景色を見ながら楽しまれてください！

或る列車とは？或る列車のコンセプト

JR九州によると「100年の時を超え蘇る、幻の豪華列車」というのが、或る列車のコンセプトです。

世界的に有名で鉄道模型の神様といわれた原信太郎が生前、作成した模型をベースに水戸岡鋭治氏がデザイン・設計し、原鉄道模型博物館副館長の原健人氏が監修したもので、明治39年（1906年）、国鉄になる前の「九州鉄道」が、アメリカのブリル社に発注した豪華客車を再現したかたちとなっています。

同列車は東京で外国の貴賓（要人）が乗車したり、団体専用列車として使われたりして、一般の方が利用する機会は少なかったという意味合いで「幻」としているようですが、以後の国鉄車両のデザインに大きな影響を与えたともいわれています。

或る列車は、デビュー以来、ハウステンボス、門司港、佐賀とさまざまな駅・ルートを走ってきましたが、現状は博多・由布院間を行き来している列車のみですので、次章以降、由布院にスポットライトを当てて、観光スポットなどをご案内していきます。

由布院おすすめ観光スポット

これより、由布院（湯布院）のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

博多のおすすめ観光スポットについては、以下の記事などがお役に立てると思いますので、本記事を読み進めたあと、ご参照ください！

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由布院駅からはぜひ、レンタカーを借りて、付近をドライブされると行動範囲が広がり、時短にもなっていいのではと思います。

由布院温泉

筆者が幼少の頃、おそらく生まれて初めて行った温泉地は、由布院だったような気がします。写真もありますし、おぼろげながら宿泊した記憶もあります。

おんせん県と名高い大分県ですが、それは別府温泉のことだけではありません！大分県由布市には由布院温泉・湯平温泉・塚原温泉・庄内温泉・挾間温泉と5つの温泉地があったりします。

由布院温泉は、火山の地熱で温められた温泉で、奈良時代に編纂された豊後風土記にも記述が残されているほど歴史が古く、アルカリ性単純温泉、塩化物泉、塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉などが楽しめます。

由布院温泉にある旅館に宿泊すれば、温泉にゆっくりと浸かることが可能です。

由布院ステンドグラス美術館

由布院駅から徒歩15分ほどのところにあります！

ステンドグラスに特化した美術館で、1800年代以降のアンティークステンドグラスを展示した日本初のステンドグラス美術館なのだそうです。

美術館は「ニールズハウス」と「聖ロバート教会」の2棟があり、教会では結婚式を挙げるカップルもいます。

狭霧台

亀の井バスでバス停『由布登山口』まで行き、そこから徒歩20分はかかるようですので、レンタカーでの移動をおすすめします。

標高約680mのところから、由布院の街や由布岳を一望でき、狭霧台まで程よいドライブルートにもなっているようです。

冬の早朝に美しい「朝霧」が見られることから狭霧台と名づけられたそうです。

由布岳

標高1583ｍで、由布院では豊後富士との愛称でも親しまれているそう。山の頂きに登れば、別府湾や九重連山も望むことができます。

こちらも、亀の井バスでバス停『由布登山口』まで行き、そこから徒歩となります。

登山を予定される場合は、登山用の服装と装備、歩きやすい登山用の靴やトレッキングシューズを忘れないようにしてください。

城島高原パーク

由布市のおとなり別府市になりますが、ご家族で、子連れでの或る列車旅なら、城島高原パークもおすすめです！

日本初の木製のジェットコースター『ジュピター』や、30mの高さから水溜りに急降下スライディングする『ポセイドン30』、地上40mの高さから垂直に落下する『ニュートン』といったおもしろいアトラクションがたくさん。

パーク内には、城島高原ホテル、城島温泉「大地の湯」、城島高原ゴルフクラブも併設しています。

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由布院おすすめホテル

由布院を観光するなら、やはり宿泊は必要不可欠ですので、おすすめの保養所と旅館を3つピックアップして、ご紹介しておきます。

TOTO 山と星空の湯布院

住宅設備メーカーTOTOの保養所です。由布院の高台に位置し、星空や周辺の見晴らしに定評があります。

TOTOの社員ではない方も利用できるそうです。詳細はお問い合わせをしてみてください。

由布院温泉　御宿　ゆふいん亭

楽天トラベル日本の宿アワード2024を受賞している旅館です。

内風呂のほか男女別露天風呂があり、おおいた和牛のステーキ会席、かも鍋会席といったお食事もいただけるようです。

湯布院温泉　御宿　由布乃庄

同じく、楽天トラベル日本の宿アワード2024を受賞している旅館です。

旅館敷地内の源泉100%かけ流しの天然温泉を楽しめます。温泉の湯色は透明・白濁色・赤茶など気温や湿度などの環境条件で変わるそう。

A5等級の豊後牛や地鶏の炭火焼き、馬刺しなどもいただけるようです。

由布院温泉　草庵秋桜

こちらも楽天トラベル日本の宿アワード2024を受賞しているほか、水戸岡鋭治氏がトータルデザインしてリニューアルした旅館です。

大浴場・貸切風呂にて源泉かけ流しのお湯を堪能したあとは、豊後水道のお造りや、おおいた豊後牛などの豪華食材を用いた特選秋桜コースがいただけます。

或る列車で旅に出よう！

或る列車では、極上の内外装と、極上のコース料理が楽しめます！

由布院もしくは博多への旅行をご検討中なら、九州No2のラグジュアリー鉄道空間といえる「或る列車」をぜひ旅程に取り入れてみてください！

座席は、2～6名のグループで行く場合は1号車、大切な人とふたりで行く場合は2号車がおすすめです！

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